第2話学園、成長

「ただいまー」

(誰もいないけど)

「昨日今日は色々あったなあ」

「異世界行ったり学園に誘われて」

「レナに会いに行くか」


世界移動を使用します


レナの部屋に行くと・・・・・

(レナがいない!?)

「どこだ!レナー!」

「どうしたの?パパ」

声の方には銀髪の長い髪の少女、高校生くらいの。

「え、誰」

「ひどくない!?」

「私だよ、レナだよ!」

「ええ!?」

「昨日まで赤ん坊だったじゃないか!」

「私も気が付いたらこの姿に・・・・」

「というか、パパて・・・」

「?パパはパパでしょ?」

「というか・・・」

「服は!?」

「無かった」

無視できなかった

4代目の服を着せた。

「これでよし」

(しかし・・・・ナイスバディですなあ・・・・)

「そうだ」

「どうしたレナ?」

「さっきから魔法が使えるようになりましたって頭の中に声が聞こえるの」

「魔法・・・」

(ファンタジー来たーーー!)

「杖がいるって」

「杖か・・・それなら」

昨日の死王の杖を持たせてみる。

「外でやろうか」

「うん!」

外にて

『力の根源となる燃焼。世界を焼く業火、それをここに顕現する!冥界灯火アークノート!」

杖から放たれたのは巨大な火球。

「出来た!」

「結構な威力だな」

「そういえば」

「パパのレベルっていくつなの?」

(レベルは知ってるのな)

「300ぐらい」

「凄い!」

「私は100・・・」

「そうだ」

「俺の家にくるか?」

「行く!」


世界移動を使用します


「ここがパパの家か~」

「あの家より狭いんだね」

「あの家が大きすぎるんだよ」

「俺は来週から学園に通うけど」

「レナは家で大丈夫か?」

「大丈夫だよ」

「ありがとうな」

「えへへ」

「アイテムボックスにあった食材で何か作るか」

鶏肉の照り焼き、白米、魚のお吸い物。

「おいしい!」

「けっこういけるな」

風呂に入って寝る


次の週


届いた制服を着て学校につく


理事長室


「失礼します・・・・」

「おお、君が霧隠優斗くんか」

「座りたまえ」

優しそうなお人だ

コンコン

「入りなさい」

「お父さん、」

秋雪由衣。

(理事長の娘だったのか・・・)

「こんにちは、優斗さん」

「どうも・・・」

「そんなにかしこまらなくて大丈夫ですよ」

「由衣とお呼びください」

「はい・・・」

(いきなり呼び捨ては無理!)

「今日から2年2組に入る訳だが大丈夫かね」

「大丈夫です」

「この学園で楽しんでくれ」

「はい!」


「ここが2組の教室です」

「私は4組なので失礼します」

「ありがとう」

ドアを開けようとしたとき

「君が霧隠かい?」

「!」

耳元で囁かれた声に驚く

「あなたは・・・」

「私は宮崎加奈子」

「このクラスの担任だよ」

(綺麗な人だなあ)

「私が先に入る」

「呼ぶから待っててくれ」

「はい」

ドアを開けて宮崎先生が入る。

「みんなおはよう」

「おはようございます!」

「よろしい今日はこのクラスに新しい生徒が入る」

「転校生だ」

「先生!男ですか?女ですか?」

「男だ」

「ええ~」

男子生徒が気を落とす

「イケメンですか?」

「かなりのイケメンだ」

「女子生徒は惚れるなよ~」

「霧隠、入っていいぞ」

「はい・・・」

ドアを開けて教壇に上がる

「霧隠優也です。よろしくお願いします!」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「「・・・・・・・・・」」

(なんで無反応・・・・・)

(怖い、嫌われてないよね・・・・・・?)

(なんだよあのイケメン)

(カッコイイ)

(惚れた・・・・)

「おいおいみんなフリーズすんな」

「昔のパソコンじゃないんだから」

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