怖い話

第1話 行かなかったらよかった肝試し

　大学の頃、僕の友達で昔ヤンキーをしていたやつがいた。そいつは某県出身の有名なヤンキーらしかった。（そいつがいうには）そいつは高校生の頃、ヤンキーの友達たちと某県と某県の県境にある鉱山跡に肝試しに行ったらしい。そいつらはその肝試しの場所である鉱山跡に行ってしばらく滞在していたらしい。そこに滞在しているときは何も不可解な現象は起きなかったらしい。ただ雰囲気は別にヤバさとかは感じなくて、特に普通だったらしい。　

　肝試しが終わってから、そいつの家で鍋をしたらしい。鍋をしていたときに、急にひとりが眠たいと言い出して、床の上に寝だしたらしい。そいつは寝だしたやつに対して疲れてるんだと思ったらしい。でも数分して、寝てるやつが急に寝言を言い出したらしい。そいつはめちゃくちゃ笑って寝てるやつを冷やかしたりした。寝てるやつがなにを言っているのかわからないので、そいつは寝ているやつに近づいたらしい。そして寝言をよく聞くとどうやら寝言は日本語ではなく中国語だった。そいつは寝ているやつが鉱山でなにか持ち帰ったのではないかと思ったらしい。そいつはスマホでその鉱山を調べた。そいつは調べて驚いたらしい。その鉱山は昔、中国兵の捕虜が落盤事故で死んでいたらしい。