聖女に関する記録がほとんど残っていない世界(なんとか召喚方法を見つけることが出来たレベル)で、『具体的に召喚される対象の記録がない+その世界の人間には単独での対処不可能な出来事に対処できることはわかっている』という条件なら自分たちと同じ人間が召喚されるとは夢にも思わないだろうとは感じました。
過去に何度も召喚したという記録がある世界での召喚は、深く考えるまでもなく悪意のある「拉致」や「誘拐」だと思いますが、この作品の世界だと切羽詰まっている状態の時に藁にもすがる思いで『自分たちを助けてくれそうな存在』を召喚したつもりが、蓋を開けてみたら『自分たちにはない力を持っている人間』が召喚されたという互いにとって不幸なことが起きてしまった(もちろん被害者は聖女だが)パターンなので、一概にこの世界の人間が悪者であるとも言えないのが面白いと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
マルティナたちとハルカ、どちらにしても不幸なことが起こってしまいましたよね……。事実は強制的な誘拐になってしまいますが、マルティナたちに悪意がなく、防ぐのも正直難しかったと思います……。
面白いと言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
この先もぜひ楽しんでください!
なるほどなぁ、喚ぶ側と喚ばれてしまった側の認識のギャップも問題なわけですね。こういうのを丁寧に描く話というのはなかなかお目にかからないので新鮮ですね。
なお、召喚を実行したマルティナ達にももちろん責任が生じますが、一番責任を負うのは命じた王や国の重鎮たちだと思うのです。
彼らは国、国民、そして国民の財産について保護の責任を負っており、このためにこそ権力が与えられています。(この事を履き違えている政治家が現実に多すぎますが)
次の課題はハルカの現状を王たちにいかに伝え、自分たちにはもちろん、ハルカにとっても現状で一番良い方向を模索することでしょうか。
作者からの返信
聖女召喚というものに対しての認識がズレていたことが、今回の問題の大きな原因ですからね。
そう言っていただけて良かったです!
とにかく今後どうすれば良いのか、真剣に考えないとですよね。
聖女ではなく1人のいたいけな少女としてハルカちゃんとどうやって向き合うか、ですね……!
作者からの返信
そこが一番重要ですよね……!
編集済
聖女ユニット召喚
コスト40
ユニットは召喚浄化コマンドによる行動を行う。
うん
酷いな