第24話 大爆発

Iさんに不満を感じつつも、渋々作業を続けてたある日。


Iさんから1:1が来ました。



「ナレーターの○○さんは単価が高いので、仕事を投げないでください」



は?○○さんには何も言わず、フェードアウトするつもり??


それさぁ、○○さん仕事待ってたらどうするの??


おかしくない???



でもね、この○○さん、あのお方のお気に入りだったらしく、ちょい役のナレーションで名指し指名してくるんです。


「名指し指名してますけど、依頼を出していいんですか?」と聞いたのですが、そこはあっさりOK。


やはり、あのお方>>>>>>>>>その他大勢 のようです。


この一件以降、Iさんに話しかけることは極端に減りました。不信感MAXです。



シレっと毎月の音声依頼料は減らされてるし、イラスト、動画編集管理補佐料も減らされてるし、そのことを聞いても「予算の関係上、少し我慢してください」ばかり。


それでも我慢して我慢して我慢して我慢して…


黙々と作業していたのですが、契約から1年半以上経ったある日、ナレーターの△△さんからのとあるチャットをきっかけに爆発。



「契約してそろそろ半年になるので、単価を〇〇〇〇円にしていただきたいのですがいかがでしょうか?」


この提案にIさん。


「かしこまりました! では次回からの請求書は、単価〇〇〇〇円でお願いします」


私の目の前であっさり同意してました。


1年半以上契約している私の単価は、何度交渉しても変わらずなのに、半年契約していた方はあっさり同意。


その直後、私への1:1で


「そういうことなので、△△さんへの依頼は投げないでください」



ちょっと待った!!!だったら同意しなきゃいいじゃん!!


クリエーターを何だと思ってんの!?!?つーか、また私が悪者になるの!!??



「そのやり方はおかしい」と訴えたところ、「運営状況がよろしくなく、予算オーバーしてしまうので、仕方ないんです」とだけ。


「事情を説明すれば納得していただけるんじゃないですか?」と聞いたところ


「納得していただけない場合、上げなきゃいけないですよね? 予算の関係上、それは無理なんです」



この一言で私の不満が大爆発。



「わかりました。 でしたら予算削減のために契約終了とさせてください」



突然の一言にかなり焦ってましたが、こっちはやめる気満々。


「仕事を減らすから~」とか「単価上げますから~」とか

「ライターさんに注意しますから~」

(↑してなかったんかい!って突っ込みそうになった)


とか言ってたけど、んなもん全~~~~~然関係ない。


辞めるっつったら辞めんだバ〇やろー。


管理表の入力? んなもん知るかボ〇 

データの管理? 月1000円の仕事なんでしょ? 自分でやればぁ~。

それか、あのお方に頼んだらいいんじゃないですかー。



ということで、強制的に契約終了。


最後の請求書を送った際、「戻ってきていただきたい」と言われたのですが、「がんばってください」とだけ伝えました。



Gさんの作業をしているときに『やっぱここだよなぁ! 落ち着くわぁ!!』と改めて思いました。



ちなみにこのチャンネル、いろいろやらかしたようで跡形もなく消えてました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る