第22話 増える増える…

交渉が成立し、校正(改行と句読点を入れるくらいなので、校正とは言い難い)作業をすること1か月。


まー、毎日頭が痛かったですねぇ…



・なぜ登場人物の名前が途中で変わる?

・なぜ登場人物の性別が途中で変わる?

・なぜ遺書と遺言を間違える?

・いきなり出てきたこの人誰!?etcetc


原稿に何度問いかけたことかわかりません。


Iさんに何度も「ひどすぎる」と訴えたのですが、一切改善されませんでした。



そんな中、Iさんからまたしても強制的にグループチャットに招待され、今度はイラスト担当者に依頼を投げろと…


今回は聞くことすらしないんですか。そうですか。


ただ、イラスト担当者さんにお仕事を投げる方は元々いらっしゃり、その方が休みの時に指示を出すだけ。


その数日後には、動画編集者さんにお仕事を投げる補佐に強制参加。


気が付いたら、同意もなく、強制的にディレクター補佐をやらされることになってました。


でもね、Iさん、ライターとの接点は一切作ろうとしないんですよ。


もめるってわかってたからかな?私がもめる気満々だったのがばれたのかな?


ライター担当はIさんがやっていたそうなのですが、何にもしてないね。


とにかくやることがいっぱい。


Gさんとの契約もあるし、Iさんからは強制的に参加させられるし、家事もしなきゃいけないしで、休みがない状態でした。


肝心の報酬はというと、やることが増えた分一時期よりは増えた。けど、休みは確実に減った。


Iさんに「いついつは用事があるので作業できません」と伝えたところ、「深夜なら作業できますか?」と…


寝かせろ? 休ませろ?


作業が増えると同時に収入も増え、休みは皆無の状態で、家事をするのがいっぱいいっぱい。


子供は手を離れつつあったので、友達と遊びに行ったり、旦那とキャッキャウフフしていたので、そこだけは安心してました。



そんな中、Iさんから提案がありました。


「管理表を作ろうと思うのですが、作れますか?」と…


管理表を作ったとしても、それを管理する人が必要だし、この時、すべてのデータをギ〇ファイル経由でやり取りしていたので、データはドロ。プボックス、あるいはグーグルドラ〇ブに保管するよう提案したところ



「お金かかりますよね…」



そこケチる!?


ケチだとは思ったけどそこまでケチなん!? 100%経費になるよ!?


今までは超アナログで、雑な管理の仕方をしていたと聞き、かなり驚き。


結局、安価なグーグルドラ〇ブを使用することになり、管理表も作ったのですが、その管理たデータ整理も私任せ。


使い方の説明をする際、例のライターもいたんですが、挨拶すらせず、完全に沈黙状態。


たぶん、Iさんと1:1で話してたんだろうなぁ…


他の方々は質問をしてくれたのですが、ライターは呼びかけても一切無視。


さっさと伝えることを伝え、質問がないことを確認してから、グループから脱退したのですが、翌日、Iさんからこんなことを言われました。


「ライターさんの入力分、すべてやっていただけますか?」


詳しく聞くと、案の定というか予想通りというか…


管理表の使い方説明の際、ずーーーっと1:1で通話していたようで、例のライターから「仕事を増やすな!」と怒鳴られたらしいです。



話を要約すると、『ライティング以外の仕事はやりたくない」


つまり、ライティング以外の仕事は負担になるし、やりたくないから、他の人にやらせろ。(負担を強いろ。)


自分で決めたタイトルを入力し、自分の名前をプルダウンで選択することすら負担に感じるようです。



「文句を言わないならやってもいい」という条件のもと、やることに決まったのですが、絶対に文句を言うと確信。



なんでライターに対して何も言えないんだろ? 立場はIさんが上なんだから、強く言っちゃえばいいのに。 愛人なんかな?


今でも二人の関係性は謎です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る