第16話【会員限定】神羅様を狂信する会(その1)
第15話を改稿しました。
もう一度見てくださると嬉しいです。
それでは本編をどうぞ。
————————————————————————
【会員限定】神羅様を狂信する会part3
1:会長
ここは世界の神で在らせられる、斎藤神羅様(SS級覚醒者)について語り合うスレです
2:会長
神羅様の速報、グッズ情報・販売、その他神羅様の事であれば個人情報でもOKです(既に神羅様に御許可を頂いています)
ただし、このスレ以外で神羅様の個人情報を洩らした場合は即追放&社会的抹殺
次スレは>>1000
2:名無しの信者
相変わらず厳し過ぎて草
3:名無しの信者
まぁでもしょうがないと思うぞ?
此処でなら神羅様の個人情報も出して良いんだし
4:名無しの信者
それな
これで洩らす奴はただの馬鹿
とっとと出ていきなってことだww
5:名無しの信者
てか、個人情報載せて良いとか神羅様マジ神
6:名無しの信者
それなww
確か会っても干渉しなければ良いんだよな?
7:名無しの信者
らしいな
会長が言ってた
8:名無しの信者
速報!!
神羅様がSS級クランの『双頭の大蛇』の会長でSS級覚醒者である———上杉誠哉に嵌められるも、ついででSS級巨神獣諸共あっさり撃退
9:名無しの信者
ファ!?
10:名無しの信者
何だって!?
11:名無しの信者
マジかよ!?
神羅様エグすぎww
12:名無しの信者
やはり神羅様は神
13:名無しの信者
やはり神羅様は神だったか……
14:名無しの狂信者
今更何言っているのですか!?
神羅様が神だと言うのは生物が存在する前から決まっているのですから当たり前なのです!!
15:名無しの信者
出たぞ狂信者ww
流石にぶっ飛んでんなww
16:名無しの信者
>>14
仮に生物が存在する前から決まってるなら神羅様って何歳なんだよww
17:名無しの信者
>>14
でも意外とあり得るかもしれん
18:名無しの信者
そう思ってしまう俺達も大概狂信者で草
19:名無しの信者
>>8
冷静になって考えてみると、SS級巨神獣ってどんな奴なんだ?
20:会員番号1番
この私、『要塞』の新井心が教えてあげましょう☆
SS級巨神獣の正体は、昔上杉誠哉が倒したとされていた『オオアナコンダ』らしいよ☆
21:名無しの信者
ん?
倒したんなら何でいるんだ?
子供でも居たんか?
22:名無しの信者
もしかしたら倒してないんじゃね?
見栄張ってたとか?
23:会員番号1番
その通り〜大正解☆
私がお家の権力使って調べてみたら……あら不思議!
何と討伐記録には『オオアナコンダ』の鱗数枚しかなかったのでした☆
24:名無しの狂信者
ヤラセじゃないか!
あ、だから神羅様から天罰が喰らったのか
25:名無しの狂信者
もしかして神羅様は、それに気づいてわざと罠にかかったとか!?
流石神羅様!!
ご報告ありがとうございます!
26:名無しの信者
妄想広がり過ぎで草
でもまたもや否定できないんだよなww
27:名無しの信者
そろそろ俺らも狂信者の仲間入りか……
28:名無しの狂信者
ようこそ狂信の世界へ
29:名無しの狂信者
>>27
狂信の世界は楽しいよ?
30:名無しの信者
大丈夫です大丈夫です
まだ狂信は出来ていません!
もう少しお待ち下さい!!
31:名無しの狂信者
そうですか……また1人話の合う人と出会ったと思ったのですが……
32:名無しの信者
その口ぶりからして何人もいるってことだろ?
一体何人いるんだよ
33:名無しの狂信者
会員番号1番から100,000番位までですよ
今もどんどん増えていますが
34:名無しの信者
多すぎww
その内狂信者だけで新しいスレ作りそうだな
35:名無しの信者
きっと延々と神羅様を崇め奉るスレになるだろうよ
36:名無しの信者
容易に想像できて草
37:名無しの狂信者
>>8
何故神羅様がSS級巨神獣を倒したとわかるのですか?
38:名無しの信者
何やら近くの第16安全地帯の住人の殆ど全ての人間が見ていたとの情報あり
数キロメートル程ありそうな巨大な蛇が空に居たかと思うと、突然雲諸共消し飛んだらしい
39:名無しの信者
神羅様だな
40:名無しの狂信者
紛うことなき神羅様ですね
SS級巨神獣を一瞬で消し飛ばすなど神羅様以外ありえません
41:名無しの信者
確かにww
動画が出回った日に神羅様が瀬戸内海でA級巨神獣を消滅させたのと似てるな
42:名無しの狂信者
因みにその時の動画は1億7821万6943回(今現在)再生を超え、巨神獣を肩で担ぐ神羅様のお姿をお写しになった動画は15億9926万1205回(この瞬間)再生を突破しています
43:名無しの信者
細っ!
44:名無しの信者
あの……皆様少しいいでしょうか?
45:名無しの信者
ん?
どしたん?
46:名無しの信者
まさかの新人さんか?
初コメントなら緊張して当然だよな
47:名無しの信者
お気遣いありがとうございます
此処では外部への個人情報の露出がないということで少しお聞きしたいのです
48:名無しの信者
何でも来い
全部解決してみせよう、神羅様が
49:名無しの信者
人―――神任せで草
50:会員番号1番
>>47
何でもどうぞ〜
神羅様に関係あることだったら何でもいいから☆
51:名無しの信者
ではお言葉に甘えて
私は水野琴葉という者で、一応覚醒者やってます
実は、15年間斎藤神羅と言う幼馴染を探していて……誰か、神羅様が何か私の事を言っていなかったか知らないでしょうか?
52:名無しの信者
ファ!?
水野琴葉!?
53:名無しの信者
え、マジ、え、本物?
54:名無しの信者
え、と言うか神羅様って『戦女神』の幼馴染だったのか!?
55:名無しの信者
衝撃の真実
56:名無しの信者
流石に嘘なんじゃ……
57:名無しの信者
俺もそう思う
58:会員番号1番
>>51
神羅様も貴女のこと探してたよ☆
59:会員番号2番
>>51
私も聞きましたっ!
60:名無しの信者
>>58
本当ですか!?
神羅が私を探して?
61:名無しの信者
マジなのかよww
62:名無しの信者
これマジでこのスレで良かったな
普通のだったら間違いなく全世界が驚いてるよ……
———————————
————————
————
とある高級マンションにて。
「〜〜〜〜〜っっ!!」
水野琴葉はスマホの画面を眺めた後、ベッドに飛び込み顔を枕に埋めて足をバタバタさせていた。
更に枕からは喜びの声が漏れており、心無しか、周りの雰囲気も花が咲いた様に幸せオーラが振り撒かれている。
琴葉は一頻り喜んだ後、枕を抱き締めてベッドに仰向けで寝転ぶ。
「……やっぱり神羅だったんだ……! 15年、15年だよ神羅。やっと見つけた……早く会わないと……!」
そこまで思った時、琴葉は明日から始まる例の作戦に彼を加えようと思いつき、バッと起き上がると急いで会長に電話を掛けた。
『もしもし……? どうしたんだいこんな真夜中に……』
「会長! 最近新しくSS級覚醒者になった人知っていますか? 彼が私が探していた神羅ですっ!」
『おお……やはりそうだったのか……! それで何を頼みたいんだ?』
「彼を明日の『沖縄奪還作戦』に組み込んで……いえ、やっぱりいいです」
『どうしたんだい? 急に』
「……神羅を私の都合で危険な事に巻き込みたくないんです」
『そうか……なら変更はなしでいいな?』
「はい。その代わり作戦が終わったら休暇を下さい」
『会いに行くのか?』
「勿論です」
『身バレだけに気を付けてくれれば俺は全然良いと思うよ』
「ありがとうございますっ!」
琴葉は『それでは今日はもう寝ます』と言って電話を切ると、再びベッドに倒れ込む。
「えへへ……やっと会える……でも何処に行ってたのか教えてもらわないと! 教えてくれるまで絶対に許さないんだからっ!」
と口では言っているものの、顔はだらしなくに綻び、安堵からか瞳は潤み何度も深呼吸をしている。
真っ赤に染まった顔は最早いつものクールで何処か神秘的な彼女の姿はない。
「……早く作戦終わらせて神羅に逢いに行かなきゃ……!」
そう言って笑みを浮かべる琴葉は、ただひたすらに———幼馴染への恋い慕う気持ちを隠しきれない、1人の恋する乙女だった。
—————————————————————————
次回からは三人称で、琴葉達のお話です。
マジでフォローと☆☆☆宜しくお願いします。モチベ維持に繋がるので!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます