第37話 女神の信念、人の信頼

 前略神の世界以下略。


 前回の鼻血噴出事件を当然ながらエベクレナは引きずっており、今回もロワが神の世界を訪れるや、雲の高台から飛び降り土下座を決めてくれたが、さすがに『恥をさらす→土下座』という展開も数を重ねて慣れてきたのか、比較的早めに普通に話をする態勢になってくれた。


 考えたことがすべて筒抜けになってしまうというのに、こんなことを考えるのは申し訳ないとは思うのだが、それでも正直、『助かった』という気持ちが大きい。今回はロワには、女神さまたちにちょっと聞いてみたいことがいくつかあったのだ。


 まず最初の問い、『シクセジリューアムさんの性別について』を聞くや、予測していたことではあるが、エベクレナは見る間に不機嫌というか、今にも舌打ちをしそうな忌々しげな面持ちになった。


「は? あの魔術師の性別ぅ? そんなもんしょっぱなからわかってるに決まってるじゃないですか」


 けっ、と唾を吐きそうなくらい不機嫌に顔を歪めて(そしてそんな顔をしてもこの女神さまは圧倒的なまでに美しいのだが)、エベクレナは言葉を吐き捨てる。予想していた通りの答えに、ロワは内心ため息をついた。


「……まぁ、そうなんじゃないかなー、とは思ってましたけど」


「そうでしょうね、隠してませんでしたから。っていうか私的に、『お前……実は女だったのか!』シチュはどちらかというと地雷の部類ですんで。そのフラグを少しでも叩き折るために、地味に地道にほのめかしを続けてたんですよ」


「えっと……性別を隠すことが、お嫌いなんですか?」


「いえ全然。むしろ『こいつ男なのか女なのかわっかんねぇぇ!』的なシチュだったら最後まで性別は隠し通してほしい派です。女装文明は神話時代から繰り返されてきた伝統ですし、大事にしていくべきだと思ってます」


「は、はぁ……伝統?」


「……で、公平な観点から見るならば、男装女子も『実は女だったのか!』も、肯定すべきだと思ってるんですが。そう理解してはいるんですがっ! それはそれとして、本気で男キャラだと思ってあれこれ妄想重ねてたとこに、『女だったのか!』がきちゃうとガッカリするんですよ! テンションダウンなんですよ! 最初っから女だと言ってくれてればこっちもそんなこと考えなかったのに、育ててきた妄想が砂上の楼閣、どこにも存在しない蜃気楼だと確定しちゃうのって本当がっくりきちゃうというか……! いやもちろんこういう話と原作愛は別問題なので、原作者さまたちはこんな雑音などに耳を傾けることなく、好きなように創作してほしいと心から思ってるんですけどね!?」


「は、はい……」


「だから私としては、そういう地雷をあらかじめ取り除く意味でも、神的な人次元情報サーチ&心の壁スルーアイは正直ありがたいんですよねぇ。妄想を自分の手で断ち切る、いわば自分の分身とか子供とかの息の根をこの手で止める、みたいな無残な真似しなくてすみますし。パーティのお守り役として加わったモブ顔中年男性とかもう、妄想にガソリンぶちまけられるのとほぼ同義ですからね?」


「はぁ……そう、ですか……」


 いつものことながらなにを言っているのかはさっぱりわからないのだが。少なくとも、エベクレナが最初からいつもの女性に厳しい視点でもって、シクセジリューアムを見ていたということは、一応わかった。


「あっ、ちょ、誤解です、それは誤解です! 私は別に女子や女性を十把一絡げに嫌っているわけではなくてですね、単純に妄想的には男子の方が好きだという単純な嗜好の下に、妄想世界に入り込んできてこちらが一生懸命育てた妄想を公式で否定してくる女子たちに、怨念と憎悪を抱いてしまうというだけの話でですね……!」


「そ、そうですか……」


 正直、それと女性そのものに厳しいのと、どんな差があるのかロワにはよくわからないのだが。


「いや違いますからね! 絶対的に格段に違いますからね! 私フツーに女友達いますし、好きな相手にメスブタがすり寄ってきたとしても『まぁ、私よりはあのメスブタの方が一緒にいて目に楽しいわな……』って客観的な視点を保てるぐらいの冷静な距離を……ってあがぁぁあ!? ああぁぁあなに言ってんですか私勢いでェェエ!?」


「え、えっと、エベクレナさま、女友達で思い出したんですけど。ゾシュキアさまのこと呼ばなくて大丈夫なんですか? 今回まではゾシュキアさまを呼ぶっていう話になってましたよね?」


「あっ……は、はいっ、そうですねっ! じゃあさくっとすぱっと召喚しますか!」


 あからさまにほっとして召喚手続きを始めた(そして目立たない程度に心底からの感謝の視線を投げかけてきた)エベクレナに、ロワもほっとして居住まいを正す。ゾシュキアにも聞きたいことがあったので、早めに呼んでくれてロワとしても助かった。


 エベクレナがゾシュキアに連絡するや、すぐにゾシュキアの映る水晶の窓はエベクレナの隣に現れた。「よっすー」といつも通りの軽い挨拶をして、前回同様卓子と椅子をぽん、と出してみせる。


「まぁとりあえず、座って座って? 前回、話が途中でぶった切られちゃったからねぇ。こっちは聞きたいこと全部聞けたのに、そっちは最後質問を口にもできないで終わっちゃったから、気になってたんだ」


「うっ……そ、その節は、まことにご迷惑を……伏してお詫びいたしますので、どうか平にご容赦……」


「取引先へのお詫びかい。まぁ別にいいよ、基本これエベっちゃんに起きた問題のサポートって仕事なわけだし。どうしても気になるようだったら貸しにしとくから、今度なんかおいしいものでもおごってよ」


「はい……うぅ、高くつきそうですねぇ……」


「別にそんな高いもん頼まないってば、せいぜい甘味クラスFのストロベリーパフェくらいで」


「いやあれクッソ高いじゃないですか、おやつなのに! 私の収入だと月一の贅沢として買うにも躊躇するぐらいの神音かね要りますからね!? くぅっ、さすが勤続数千年、歩合給でもこなせる仕事量が私みたいな新人とはレベルが違う……!」


「いや、眷属になって五百年越えたらさすがに新人の看板は下ろそうよ。……で、だ。ロワくん、君としても、こっちに聞きたいことがあるわけだよね? どうぞ、なんでも聞いて。こっちの質問に包み隠さず答えてくれたわけだし、こっちも包み隠さず答えるよ」


「あ、はい……でもあの、その前に。……ゾシュキアさま、ジルへの加護のために、今回やっぱりその、たくさん神音かねを費やしてくださった、んですよね……?」


「あ、聞く? それ聞いちゃう? ふっ、そりゃもう全力でぶっこませていただきましたが?」


 満面の笑顔で親指を立ててそう返され、ああやっぱり、と思わず顔を押さえて、相手にとっては見当違いかもしれないことを承知で深々と頭を下げる。


「すいません……それと、ありがとうございます。俺たちのために……あいつのために、ゾシュキアさまが働いて貯めた、大切な神音かねを……」


「ああ気にすることないない、さっきエベっちゃんも言ってたけど、あたし同期の中でも相当稼いでる方だから。全力でぶっこんでもまだまだ資金には余裕あるし。やー、やっぱジル子にぶっこむなら確変きてからだっつー勘は正しかったわ。レベルの上りっぷりが違うこと違うこと! シンクロ率もガンガン上がってあっさり英霊降りてくれたしねぇ」


「そ、そうなんですか……? ジル子?」


「ああ気にしないでー、単に推し活女としての推しへの愛称のひとつだから。やっぱあれだよね、ジル子は好きな相手のためじゃないと本気の出し方がわからない、って弱点がイイよね。普段どーしよーもないめんどくさがりで怠け者で、目の前の現実をどう捉えればいいかもどう考えればいいかも、そもそも『考える』って行為のやり方自体がわからない、って頭よわっよわの、メンタルもボディもソウルもロジックもクソ雑魚ガキンチョが、好きな人のためなら全力を出せる、才能をまともに使える、ってマジ剣妄想はかどるわー」


 嬉しげに楽しそうに笑顔で言うゾシュキアに、やっぱりゾシュキアさまにもこういうエベクレナさまに似たところはあるんだな、と再確認しつつも、おずおずと気になったところを聞き返してみる。


「えっと……ゾシュキアさまも、ジルは、好きな奴のためじゃないと本気の出し方がわからない奴だ、って思いますか?」


 その質問にゾシュキアは、ちょっときょとんとした顔をしてから、にやぁっと、奇妙というか不自然というか、言ってしまえば気色悪い感じの笑顔で迫ってきた。水晶の窓をぐいぐい右から左から近づけて圧迫しつつ、上から下からこちらに声を投げつけてくる。


「なになにー? やっぱロワちゃんもそー思ってたんだー? ジル子は好きな奴のためじゃないと本気の出し方がわからない、って思っててー? んで、『その好きな奴は俺たちだ』って思ってたんだー?」


「ぅっ……」


「どしたのー、なになに素直になりなよー。『評価する段階にもないお子さまの仲間だけど、俺たちのことが好きで好きでしょうがないってことはわかってる』って言いなよ、言っちゃいなよー。あ、もしかしてアレ? 怠け者ジル子を仲間としてがっつり認めてるのは、自分たちのことが大好きだって知ってるからだ、とか言っちゃう?」


「べ、別にそういうわけじゃ……いや、ある意味、そう、かも? しれませんけど……」


『でえぇえ!?』


「ちょ、ま、マジか! 瓢箪から大駒連続シュート状態!? マジで仲間って認めてる理由が『自分たちのこと好きだから』なの!? ガチで!?」


「ちょぉぉお、ちょ、ちょ、そこ詳しく! 詳しく聞かせてください! ここはマイ妄想にも響いてくる大事なところ……!」


「え、はぁ、いいですけど。その……ジルって、さっきゾシュキアさまも言われてましたけど、基本的に怠け者で、まともに仕事をしようって意欲あんまりないじゃないですか。たぶん、小さなころからずっと、なんとかしようと思ってなんとかできなかったことがなかったからかな、って思うんですけど。どんな仕事も状況も、適当に流して言われたことを手を抜きながらやればいい、みたいなこと思ってるみたいで。そんな姿勢でも、普通の冒険者に求められる仕事なら、だいたいこなせてしまうっていうのがあいつのすごいところで、困ったところなんですけど」


「なっ、なるほど。そ、それで?」


「えっと……あいつ、思い返してみると、最初に会った時からそんな感じだったな、とは思うんですけど……俺たちの冒険って、なんかやたら割に合わない、でもなんとかしないわけにはいかない災難みたいのが降りかかってくること、多くて。あいつもそういう事態を解決するために、全力尽くさなきゃならないことがほとんどで。だから気づかなかったっていうか、あいつの基本的な姿勢、みたいのがたぶん、目立たなかったんですよね」


「うん……うん。……それで?」


「でも、その……そういう姿勢が改善されたわけじゃなくて。基本どんな仕事でも手を抜くっていうか、真面目に仕事をするってことがどういうことなのか、よくわかってないところは変わってなくて。だから俺たちも、ちょっとずつあいつのそういうところに気づいてったんですけど……なら、なんで、『いざという時には全力を出せるのか』『困った時に迷いなく頼りにできるぐらい、死に物狂いになってくれるのか』って疑問が出てきたんですよね。普段は怠け倒してる奴が、困った時なら簡単に全身全霊を振り絞れるのかっていうと、そんなわけないですし。頑張り方、全力の尽くし方ってのが、身魂に馴染んでないと、そんなことできないと思って」


『………それで?』


「それで……その。ジルの反応っていうか、他の人との接し方と、俺たちに対する接し方を見てて。『こいつ俺たちに相当懐いてるな』って思ったんですよね。笑顔の出る頻度とか、態度の明るさとか、そういうので。なんでそんなに他の人より好きなのか、ちゃんとわかったわけじゃないんですけど。それで、俺たちと一緒にいる時には頼りにできる奴になるのは、『俺たちのことが好きだから俺たちのために全力を出せるんじゃないか』『これまで好きになれる人がいなかったから、全力を出したいと思ったことがなくて、まともな働き方とか頑張り方を覚えられなかったんじゃないか』って結論になりまして……。……あの、大丈夫ですか、お二人とも?」


「大丈夫です! バリッバリ大丈夫です! お気になさらず、どうか話の続きを!」


「そうそう! あたしたちのことなんて気にしないでいいから、続けて続けて!」


「はぁ……まぁ、話の続きって言われても、そんなにないんですけど。まぁそういうことを、ジル以外のみんなで話し合って……あいつがまだ成人前の子供だってことも考えて、とりあえず、しばらくこのまま見守ってみよう、ってことになったんですよね。いい悪いで言うなら、ジルの今の状況っていうか……性格? 根性? みたいなのを、放置しておいていいってことにはならないんですけど。俺たちだって別にそんなに清く正しい性格してるわけじゃないし、俺たちがあいつ残して全滅したりしなきゃ当面は仕事的にも問題ない話だと思ったし……それに、カティが言ったんですよね」


「え、カティくんが?」


「はい。『あいつは素の性格がバカで生意気なガキなんだから、素のまんまでいられるうちはいさせてやってもいいだろ』って。ぶっちゃけた話、俺たちだって、他の人に甘えさせてもらえるなら、甘えさせてもらってるまんまでいたかったなー、ってのが正直な気持ちなんで」


『……………』


「俺たちには別に負担になるわけじゃないし、俺たちと一緒なら仕事も頑張れるわけだし。少なくとももうすぐ成人ってくらいまでは、素のまんまのあいつでいさせてやってもいいかなって……まぁ、正直今回はちょっと仕事に支障あったわけですけど、ジルが気分よくやれない仕事だと能率が落ちるってのはたぶん変わらないと思ったんで。俺たち以外の人との仕事を経験させつつ、ジルが行き詰まったら助けに入る、って感じでやろうって、仲間内で相談を……あの、お二人とも、本当に大丈夫ですか?」


「大丈夫だよ。心の底から、天の彼方まで大丈夫……いや、情緒の揺さぶられっぷりはすんごいけど。マジですんごいけど」


「え……?」


「いや、深い。深いわ。愛深いわー。なに、マジでなんなん、この愛の深さ。たまたま仲間になったクソガキを、親のような、愛情深い兄弟のような、人生的なスパンで見守ってくれる仲間たちってフツーならありえんのだけど。それを自分たちは特別なことしてるってこれっぽっちも考えずにやっちゃってるとか……深いわー。もう愛が深すぎてしんどいわー」


「は、はい?」


「これもうあれだね、剣にするしかないねジル子は。仲間みんなにここまで愛されて見守られておきながら、最終的には成長してみんなを守る側にならないとか許されんわ宿業的に。もう全員の面倒一生最後まで看倒すべき。育成欲はかどるわー、無限に加神音かきぃんできるわー」


「いや想いは無限でも私たちの財源には限界がありますからね、ゾっさん!? わかってるとは思いますがあえて突っ込ませてもらいますけど! っていうかジルくんに一生面倒看られるとか、私の前で言わないでいただけます!? 私最終的には推し剣と推し盾は二人で一生幸せに安らかに暮らして孫子に見守られつつ老衰で、かつ二人ほとんど差もないうちに来世へ旅立ってほしい派ですから!」


「えー、いいじゃんこんくらいー、っつかエベっちゃんの推し盾だって盾の一人として面倒看やがれ的な話してるんだから、ちょっとくらい妥協してくれてもよくない? 友達が思いの丈をこぼしただけなんだからさー、友情に免じてスルーしてよ」


「いや冗談言わないでくださいよ、友達だろうとなんだろうと、私ら推想女子が妄想に妥協できるわけないじゃないですか! 妄想にどんなにズレがあろうと友情に影響はしませんけど、友達だからって妄想について譲歩するとかもありえません! 私はあくまで一棒一穴主義、それ以外はちょろっと友情越えてるレベルのいちゃいちゃはどんどんやってほしいですが、複数プレイ系は断固拒否派です!」


「もー、エベっちゃんってばそこらへん本気めんどくさいよね……なにがなんでも妄想に反する話題スルーできないとか……」


「いやゾっさんがゆるゆるすぎるんですよ! 普通推想女子だったら、自分の妄想にそぐわない話題とか聞くだけでダメージ受けますからね!?」


「はいはい、わかったわかった。でもさ、正直今回の話題はけっこーぐらっときたでしょ? 妄想わきわきしたでしょ?」


「う……ま、まぁ、その、それは……あれだけ仲間愛の深いところを見せられて、昂るなという方が無理というか……」


「でしょでしょ? ジル子剣アリアリだなとか思ったでしょ? 将来的に甲斐性持たせまくったら、これまで見守って愛してきてくれた奴ら全員敷く展開フツーにありだなと思ったでしょ?」


「いや、まぁ……その、確かにそういう風にも思ったんですけど……。あの、あくまで私の趣味というか感覚というか、でですよ? そういうのに忠実に反応させちゃうと、ジルくんも盾なので……」


「…………。は?」


「いっいや怒んないでくださいよー、私もその妄想を事実として主張してるわけじゃないんですから! ただその、あくまで私の感覚からすると、ジルくんもロワくんも盾で……二人が絡むとしたら盾っ子同士で百合百合的な感じの方がしっくりくるというか……」


「……ちょっと向こう行ってお話しようか。人の目のないところでがっつりと」


「だから怒んないでくださいってばー! 私本当に本気で主張してるわけじゃないんですから!」


 ロワはいつものごとくにぎやかに喋り合うエベクレナと友人の女神をぽかんと見つめていたが(それ以外にどうしようもなかったので)、なにやら(どういう話の流れでそうなったのかはさっぱりわからないが)、不穏な気配が漂ってきたので、とりあえず割って入った。別に本気で険悪というわけでもないのだろうが、女性同士の喧嘩は本気でなくとも、見ている男の側からすると、相当心臓に悪い。


「えっと、その、ゾシュキアさま。改めて、質問、いいでしょうか? なんでも、包み隠さず答えていただける、んですよね?」


「あっ……と、はいはい、そーね。どうぞなんでも質問どうぞ? ……エベっちゃん、後でちゃんと話、しようね?」


「ちょぉぉ破局間際のカップルみたいな台詞を満面の笑みで、かつ不穏なオーラバリバリ漂わせながら言うとかやめてほしいんですが……! 私ホンットーに本気度一ミリも入ってませんからねさっきの妄想!? あくまで私の感覚からするとそっちっていうたとえ話で……!」


「え、ええと、ゾシュキアさま。お聞きしたいのは、ですね」


「はいはい?」


 不穏な気配をあっさり消して、笑顔でこちらを向いてくるゾシュキアに少しばかりほっとしつつ、ロワは聞きたかった質問を投げかける。


「ゾシュキアさまは、なんでジルに、加護を与えようって思われたんですか?」

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