第102回 SNSが書籍化を左右する?
この連載も100回を越えて、筆者も「書籍化する作品、書籍化しない作品」なんて連載を書いているんだから、書籍化してもいいんじゃない? と思っているかも知れませんが、(誰もいないかも?)
そもそも原稿が現在七万字くらいでけっこう辛いところです。10万字書き上げたら、公開したいなぁとは思っていますが、それも書籍化するとかは夢のまた夢でしょう。一方で
いっぽうでなんだかんだでSNSを見ている時間が長いです。これは良くない傾向だとは分かっているのですが、ちょっと休憩するたびに見ていたり、なにかを呟いていたり、
なにも人の悪口や非難をしているわけでもないSNSの使い方。これ実は書籍化にも影響しているって知っていましたか?
前に出版社の編集者の話で書籍化するときはその作者のSNSはチェックしているという話を聞いたことがあるのですよね。どういうことかと言いますと、社会的に良くないアウトな言動をしている人、やる気が感じられない人、そういう一緒に仕事をしたくない人とは最初から書籍化の打診は来ないという話みたいなんですよね。
つまりSNS上でも作家は見られている、ということなんです。作家ですから読まれているということです。ただ具体的に何が良くないNG行動なのかはわかりませんし、逆にSNSをしないという選択肢だってあるはずなんですよね。さらに言えば、書籍化をしてアニメ化した作家で、なんか感じ悪い人っているのは確かで、はっきりとここをボーダーにしているというわけでもないらしいです。
ただ経験的にとある出版社は特にそういうSNSチェックが甘いというのは確かみたいです。多少言動がアレでも人気さえあれば書籍化してくれる、そういう印象がSNSで流れてくる関連のポストではわかります。また少し前に炎上騒ぎがその出版社の編集者サイドですらありました。
こういう時代ですからSNSを通して人柄を判断されるのは、間違いないと思います。ただ書籍化したいなら、品性をよくしろとも思いません。ただSNSの使い方、少し慎重になるのも書籍化への一歩かもしれないというお話でした。
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