　今日、12時からカクヨムコン９ですね！

　もう準備万端な人も多いでしょう。初日からの更新は吉らしいという噂もありますし、良い結果が出るといいと思います。私の方はもう、まな板の鯉ですね。作品に手も入れようもなく、短編の、円城塔賞への準備はこの原稿を書いている30日の昼には終わっています。

　カクヨムコン９の話題はこれくらいにして、今回はローカルSFコンベンション、京都SFフェスティバルについて書こうと思います。

　この京都SFフェスティバル。SFに関わる人ならどこかで聞いたことあるかも？　くらいには有名です。1982年から毎年秋頃に開催される催しです。この1982年、現在翻訳家で書評家の大森望氏が第一回を企画したと言われています。運営は京都大学SF研究会です。通例では京都で開かれる催しで、講演、対談、インタビューのある昼の本会企画と、旅館などで開かれる夜の合宿企画の二部構成が通例です。

　しかし2023年の京都SFフェスティバルは、完全オンラインという画期的な企画となりました。実際に京都には行かずにYouTubeとDiscord、ZOOM開催となっています。これ、京都をはじめ関西在住ではないSFファンやSF読者にとってはとても有り難いですね。講演や対談はYouTube配信となっていて、詳しいことは京都SFフェスティバルのホームページと京大SF研のTwitterアカウントをご覧ください。

　一日目、12月2日の招待講演内容と予定をざっと確認してみましょう。

　・16時30分～17時00分　オープニング

　・17時00分～18時00分　橋本輝幸×鯨井久志　　海外SF紹介者という仕事

　・18時10分～19時10分　久永実木彦×ホークマン×メカルーツ　　猫×アポカリブスだにゃ～！

　・30分休憩

　・19時40分～20時40分　高島雄哉　　SFをSF考証する

　・20時50分～21時50分　夏海公司×周藤蓮　　20年代のSFとライトノベル

　夕方から夜の長丁場です。途中休憩が入ります。もちろんすべてをきっちりと聞く必要はなく、自分のペースで視聴してほしいとは思いますが、SFファンやSF読者なら聞いて損はないラインナップでしょう。YouTubeの配信URLは京都SFフェスティバルのホームページの開催概要にあります。そこからアクセスしましょう。

　Discordのアカウントを持っている人も運営のDiscordサーバーにも訪問してみるといいですね。DiscordサーバーのURLもさきほどの開催概要にあります。

　面白い催しなのでぜひご覧ください。明日の更新分では二日目、12月3日の内容に触れたいと思います。