応援コメント

第79回 売れる商品と「捨て色」」への応援コメント


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    僭越ながら。

    需要と供給の観点から、今商業用パソコンゲームが20年前に比べてあまり売れていないようですので、それでも売れているパソコンゲームはありますが。原因は色々かと思いますが。それとパソコンゲームとは違いますが、小説の需要が今後、少子化で若者向けは減少傾向にあるかと思うのです。

    少子化の歯車が早まるのは、30年後かも知れませんし、運が悪いと10年後なのかも知れません。(ここに書いていいのかわかりませんが汗 集〇社様は20年前の少年ジャ〇プの発行部数は6000万部でした。ですが、今は確か1000万部と聞きました)

    ある程度、年齢層を超えた普遍性のある物語を書いた方がいいのでしょうか?

    稚拙な感想本当に失礼しました。

    作者からの返信

    主道 学様

    少子化対策を政府がしなければいけなかったのは2020年の東京オリンピックのときだったと考える人も少なくありません。オリンピックの財源を少子化対策へと移行できていてればよかったと考える人もいるでしょう。もう一度、子ども達が戻ってくるのは何年先かは分からないです。
    ジャンプ部数を考えると、すごいですね。6000万部か。CDの売り上げなども比較すると面白いかも知れません。ミリオンセラーが多かった記憶がありますし。

    普遍的な物語を押さえておくというのは物語を書くときでは重要なポイントですよね。そのために神話を読んでおくといいです。ストーリーの類型にも確か英雄型のストーリーがあったはずです。詳しくはフィルムアート社のカクヨム連載をご覧ください。こうの史代の「ぼおるぺん古事記」が手に取りやすいかと思います。

    若者でマス(大衆)に向けた商品は部数が落ちていくとは思います。ただ国民的大ヒットのような形が無くなるということでしょう。それは小衆的な作品が増えるということなのでしょう。ネットを相手にしているとそうしたネット小説読者という小衆です。

    ところで音楽の分野では、私は一年前までYOASOBIもヨルシカもずっと真夜中でいいのにも知らなかったです。それが若い人に楽しみ方を教えてもらって楽しんでいるという状況もあるので、本来ターゲットである若者から大人へと人気が浸透する可能性はあるんですよね。

    これはネット小説も同じで楽しみ方を知らなかった本来の層から離れて徐々に大人に読まれるようになることもあるはずです。そのためか新文芸のターゲット層は30代から40代に設定しているのでしょう。

    これは主道様の作家性に関わることなので多くは語れませんが、書籍化を考えるといろいろな物語は書けた方がいいです。それだけ書くことに自由になれると思うからです。