第67回 コレクション
読みにいろいろ回ったKAC2023ですが、短編を読みながら思ったのはページに短編作品をコレクションとしてまとめている作者さんのページはわかりやすいし、読みやすいということですね。ひとまずこれを読んでもらうという提案があるページは読者にやさしいと思いました。コレクション機能はカクヨム誕生4周年の際にカクヨムで実装された機能です。
(自分の小説をまとめて表示できる「コレクション」機能を追加しました https://kakuyomu.jp/info/entry/2020_onedari_report05)
この機能のなにが便利かというと、短編作家にはかなりやさしい機能だからです。短編は量が増えてくると、自分のページから構造上、とおい場所に作品を置かなくてはいけないので、すべてを読むのはやはりたいへんです。もっと直感的に短編をフォローできる環境ができてうれしいです。
さいきんは作家さんのページに訪れた際はコレクション機能でまとめられた作品を手に取っています。気合いが入っている作品集は読んでいて、たのしいし、まえから気になっていた作者さんの短編を一気読みできるのもうれしいです。一括フォローができるのもいいです。読み落としが無くせますね。端から端まで読むというふつうの本屋ではできないことも出来ます。
コレクション機能のはなしに戻ると、みなさんどんなコレクションを配置しているのでしょうか? と思いますよね。
たとえば強く推している作品がある場合は、それらをまとめるのが一番だと思います。いろいろなジャンルに手を出している作家さんは複数のジャンルを分けたコレクションを、あるいはイメージに分けたコレクションを用意するのがいいのではないでしょうか。またひとつの作品集としてのコレクションであるとか、考えればいくらでも選択肢は広がります。膨大な量の作品を書いているひとは名刺代わりのコレクションを用意するのもいいかと思います。
逆にコレクション機能で気を遣いたいのは小説の長さの問題でしょうか。
読んでもらいたい気持ちはわかるのですが、小説の長さが著しく違う場合は長編や短編では別々のコレクションにしたほうが無難かもしれません。それぞれで時間の取り方がかなり違ってきますから。読者はそれでも読んでくれた場合は素直によろこびましょう。それはきっとファンになってくれた証しだと思います。
アクセスしてきたひとがさいしょに見るページですから、おもてなしの態度は忘れないでいるのがいいですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます