第21回 交流

 カクヨムでは作家同士の交流は特に禁止されていません。誹謗中傷ひぼうちゅうしょうや応援以外のコメントを応援コメントで残すことは禁止されていますが、リスペクトの意思でのコメント、それに感想を残すことは奨励しょうれいされています。近況ノートなどを介したコミュニケーションがよく見られます。近況ノートは画像の貼り付けができるようになったあたりから更新情報を残すだけでなく、作者のミニブログの機能も果たすようになりました。そこでコメントを頂いたり、ノートで話し合ったりすることは有意義だと思います。


 Twitterのアカウントも公開しているユーザーがいるので、Twitterを介した宣伝や作者同士でコミュニケーションを取るのも楽しいです。カクヨムの小説はTwitterでリンクを気軽にシェアできます。

 カクヨム上ではコメントレビューを書いたり、応援コメントを残したりするのが一般的な交流になりますね。

 ユーザー同士での作品の読み合いなどは自主企画を立てて読むのが自然でしょう。突然作者のページに飛んで、小説を読み、応援コメントを書いていくとなると、相手もびっくりします。自主企画はやりようによってはトラブルもありますが、運営自体をきちんとやると、思わぬ交流の種になり、おもしろいです。


 自主企画をするにあたって、募集内容をきちんと設定しておくと後で困らないと思います。ジャンル、字数、求めている内容、なにをしたいのかといった目的を書いておけば良いと思います。また募集内容に沿わない作品は参加の拒否を運営の権限けんげんでできます。今回は「ごめんなさい」と思いつつも、ルールを守ってくれた作品には最大限の礼節れいせつを持って読むのがいいはずです。

 作品が100作揃うのは、それなりに人気企画でしょうが、初めての自主企画なら、30作ほどを目安にして臨むのが、気楽でリラックスできて、いいと思います。


 Twitterを介した交流は未成年にはあまりおすすめできませんが、やってみる価値はあると思います。得られた成功も失敗もあなただけの財産です。Twitterで見知らぬ他人同士がフォロー・フォロワーの関係になることは、このカクヨムでも一緒ですが、じっさいにコミュニケーションが直接的に起こるので、それ相応の礼儀れいぎ挨拶あいさつは必要でしょう。他人同士なので信頼関係を構築こうちくするのが最初のハードルです。

 どんなSNSを使うにせよ、相手に思いやりを持って接することを忘れないでおけば、おのずと仲間が現れます。


 今回はSNSとカクヨムでの交流をメインに書きました。どんな場面でも失礼がないように立ち回るのがいちばんの作法になると思います。良いカクヨムでの交流を持ちたいですね。

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