第18回 人工知能、ChatGPT
さいきん、AIの進歩はめざましいです。SF小説でもAIが小説を書く未来がやってくるかも…… というお話がよくあります。じっさいSF界でもAIと人の二人三脚で小説を書いて
そんなAIのお話で、いま、
言語に強いAIの登場がいま世界を変えています。有名なのがChatGPT。インターネット上の
さて、話を戻しますが、この言語AIが小説を書く未来がやってくるのでしょうか? 答えはまだ出ていませんが、小説家が小説を書き始める前段階のプロット制作やアイデア出しなどの段階で、簡単なものならAIに任せられるレベルだそうです。AIと創作の最先端を走っている作家はこのChatGPTの使い方をデータにして販売しています。
重要なのは
いまAIとともに創作をすることになれば、彼らは優秀な秘書や編集者代わりになるかもしれません。もちろん作家はAIに尋ねる方法を
ここで、よくAIによって人間の仕事が奪われる未来が指摘されますが、SF作家として私がどんな考えを持っているかというと、芸術活動のプロセスは変わるかもしれないけれど、自分が創作をする理由までは無くならないと思います。全自動で小説を書いてもらうことは確かに楽ですが、心の奥に残ったもやもやは最後まで無くならない。それを形にしていく、それはなぜ自分が自分であるのか? という哲学的な問いでもあります。こうした
もっと言えば人間が機械化された未来にしか、その問題の答えはありません。そうなると、とりあえず問題は先送りしましょうって話になるでしょうね。
ひとまず、参考にしている文献を紹介しておきましょう。
ひとつめ。葦沢かもめ「AIとクリエイターの未来を空想するエッセイ」(https://kakuyomu.jp/works/16817330648417195404)
ふたつめ。廉価「なぜかカクヨムにいる絵師の日記」(https://kakuyomu.jp/works/16817330651856968928)
ラスト。鳥辺野九「ヂピティとの微微たる会話」(https://kakuyomu.jp/works/16817330654687553811)
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