第4回 第1話の投稿方法

 カクヨムでいざ原稿を執筆したあなた。公開前に知人や友人に読んでもらい、追い風を受けたいですよね? 第一稿ができたときは「下書き共有」機能を使ってみましょう。


 まず原稿を「保存」しましょう


 PCでは画面左側の「編集サイドバー」を開きます。記法きほう整形せいけいのとなりの「ツール」を開きます。現時点でいちばん下の下書き共有を「有効」にします。


 するとURLを取得できます。このURLを知人や友人とシェアします。このURLを知っている人のみが下書きページで読めます。

 終わったらかならず編集画面に戻って「下書き共有」を「無効」にしましょう。


 この手順で最終チェックを行ってから小説を投稿するのがいいと思います。この際、投稿に関しては「今すぐ公開」と「時間を指定して公開」が選べます。



 カクヨムでは投稿タイミングをずらすことで目に留まろうとする作戦が一般的で「時間を指定して公開」はあまり使われていません。たとえば週のうしろ、金曜日の夕方から夜といった目に留まりやすいタイミングでは時間指定をした投稿では新着小説のページが飽和ほうわしてしまい流れてしまうリスクが大きいです。なので時間の「五分ずらし」がよく見られます。投稿のタイミングを自分で選べる状況にあるなら一度ためしてみるのもおすすめします。また土日の投稿は最初の話ではおすすめしません。


 投稿タイミングはストックが溜まってきているならむしろ定期的にしたほうが読者にもストレスがないと思います。このときは「時間を指定して公開」を選んで予約投稿をしてみましょう。

 

 また二話以降で第一話と文字数が違いすぎるとブラウザバックの原因になりますし、小説の構造こうぞう上の問題で美しくありません。このへんは一話ごとに目安にする字数を決定して連載していくのが読者を呼び込む鍵になると思います。


 投稿に関しては第一話の時点でどれだけのアウトプットがあるかを目安にしましょう。アウトプットがあり、感覚では5万字程度の文章量がストックとしてあると後で困らないで済むと思います。つねに自分の創作に余裕がある状態で連載を進めるのが無難です。


 投稿が始まったら迷わず完結まで漕ぎ着けましょう。なぜなら連載中は読者の動きにたいしてじゅうぶんに対応できるとは限らないからです。もちろん読者の動向を後述するようなグーグルアナリティクスを使いつつ分析して作品の舵取りを変えていく方法はあるにはありますが、初心者の連載で、さらに学校や仕事がある状態で進めていくのはかなり難しいと言っていいです。


 まずは自分の作品をていねいに仕上げることを優先したいですね。

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