なんかきた

邪竜がきた。多分、魔王教の幹部を殺しまくったからだろう。


「貴様らが、我が眷属どもを殺したのか?」


結構怒っている。それも尋常でないほど。

まともにやっても勝てないし。さすがに、屋敷の防衛装備、フル回転でも

勝てないので、勝てる奴の場所に送る。


「海竜王の場所へ」


転移結晶を使って、海竜王の元へ強制転移させた。

つまり、深海に邪竜を送った。


「よし、これで一見落着だな。あっけないやつ。邪竜の間から動かなかたらよかったのに。」


邪竜の間なら、転移させても魔力の線がつながっているので、邪竜の間に戻れる。


「海竜王にあったことないけど、海の中では最強らしいから、邪竜ぐらい倒せるだろう。」


魔王教を殲滅したし、暇だと思ってたら、

冒険者ギルド大幹部のじじいから、オーガの国ができたから、

掃討作戦に参加して欲しいらしい。

報酬は立場、これから冒険者ギルドの情報網が使えるようになるらしい。

その代わり、これからも冒険者ギルドを手伝う必要があるらしい。


「よし、リンダルシア達に任せよう。」


リンダルシアに手紙を出し、全部任せた。

めんどくさいし。最近は風呂作りに力を入れているし。


「泡風呂ってどうやって作るんだ?分からん。まあ、いいや。」


今回、頑張ってくれたし、フェルトデートした。

すごい嬉しがっていた。憧れていたらしい普通の女の子らしいデートが。

もちろん、その夜は気絶するまで、可愛がったが。


今回、新しく買った乳母達の中に無口なやつがいる。

この世界で無口な奴なんて初めて会った。

銀髪で名前はアイル。顔が良く、爆乳爆尻だったから買った。(14歳のくせに)

最近、アイルにハマっている。

喘ぎ声が可愛いからだ。途中から獣みたいな喘ぎ声になるけど。


「アイル。なんでしゃべらないんだ?可愛い声を知るのに?」


アイルは、木板に炭で文字を書く。


『職業が呪言師ですから』


「なにそれ?」


『言葉にしたことが現実になるんです。その代わり、対価を払わなければなりません。』


「ヘぇ〜喘ぎ声はいいんだ?」


『言葉自体に意味を乗せてませんから。』


「そうか。レベルが上がったら、自分で制御できるようになるのか?」


『分かりません。呪言師は周りに居ませんでしたから。』


「そうか。じゃあ、レベルを上げるか。お前の声をもっと聴きたいし。」


アイルは、あまり人に声を褒められたことがないのか、声を誉めるとすぐ照れる。

それから、アイルが喋れない理由をみんなに説明した。

アイルの声を聞いてみたいとみんなが言うので、喘ぎ声を聞かせたら、

みんなやる気になって、大乱行が始まった。楽しかった。

この屋敷では、レズを推奨しているため、俺が居なくても女どうして楽しんでいるやつも多かった。


「この世界には、娯楽が足りないし、色々、輸入するか。」


ダーツ、将棋、チェス、リバーシ、ボーリングにサッカー思いつく限り

なんでも輸入してやった。

もちろん、売らないが。

キッシュとリッシュにも日本料理を再現してもらったし、

毎日が楽しい。

アリーと一緒に教会に行って、教会のガキどもと遊ぶ。

教会には10歳までの子供がいる。アリーの色気に無意識に勃起している少年たちのために、アリーとの性交渉を見せつけてやった。

後で、アリーに怒られたが。ホリー教は結婚後の子作りを推奨しているので

そんなには怒られなかった。


「仁さん、こう言うことは事前におっしゃてください。

すごく恥ずかしかったです。」


「アリーが綺麗だったからついな。」


口喧嘩

アリーとのいちゃつきへとシフトしていった。


アリー達は俺が毎日抱いているせいか、フェロモン的なものがムンムンで街を歩くと、必ず男に絡まれる。めんどくさいので、睡眠薬で眠らせてすぐ終わらせる。


「そういえばアリー、転移の魔法陣だがつなげたい場所はあるか?」


「無明ダンジョンの中や、大都市の近くはどうですか?」


「そうだな。それでいいな。無明ダンジョンには人はいないし、欲しいものがあったら、ジュエリーで揃うし。大都市ならすぐ情報収集できるしな。」


それから、俺は異世界生活を満喫した。

特に、大きい問題は起こらなかった。強いて言うなら、海竜王が無明ダンジョンに文句を言いに来たぐらいだろうか?邪竜には逃げられたらしい。

なんか、面白そうなニュースないかなぁ〜と情報を集めていたら、

面白いニュースがあった。

今年10歳になった、子供達に勇者、剣聖、賢者、聖女が出たらしい。

勇者は公爵家の3男で、賢者は魔法ギルド長の娘、聖女は教会の教皇の娘

剣聖だけは村娘らしい。

魔王が現れる兆しかもしれん。教皇が言ったらしい。へぇ〜

さらに、面白いことに剣聖の少女には幼馴染の男の子がいるらしい。

俺はその村に、急いで向かった。

本当にほのぼのとした村でそこには、剣を振っている少年がいた。


「そこの君?少し質問大丈夫かい?」


「えっと、あなたは?」


「僕は、ホリー教会の連絡係でね。教皇の命令で剣聖の少女の両親に用があるんだ。それで、この村で剣聖が現れたと言うのは本当かい?」


「はい。僕の幼馴染です。アリシアの両親の家まで案内しますよ。」


剣聖の少女はアリシアと呼ぶらしい。

やっぱりか。この村にこの子以外の男の子はいなかったし。


「本当かい?ありがとう。僕はザック、君は?」


「僕は、ヘンリーです。よろしくおながいします。」


礼儀正しい子だ。それから、彼にいくつか質問して、

剣聖の少女が住んでいた家に着いた。


「ありがとね、ヘンリー君。これは少ないけど取っておいてよ。」


ヘンリー君に小銀貨(1枚)をあげた。

ヘンリー君はそんなのもらえませんよ〜とか言ってたが、嬉しそうにもらってた。

それから、アリシアちゃんの両親に、アリシアちゃんの事、ヘンリー君のことを聞き出した。

ホリー教の服を着てたのが信用につながったのだろう。


「まさか、ヘンリー君が転生者だったとは。」


アリシアちゃんの両親による情報から、ヘンリー君が転生者だと推測した。

もしそうでないならば、超天才児だ。

何せ、この世界で、大人ですらできない、掛け算と割り算が3歳でできたらしいのだから。

赤ちゃんの頃から、全くなかなかったこと、赤ちゃんなのに魔力操作をしていたこと、これも怪しすぎる。

ちなみに、ヘンリー君の職業は初級職の剣士だ。


「これは、面白くなってきた。アリシアちゃんと結婚すると言ってたことも面白い。ヘンリー君は1週間後に村を出て、冒険者になるらしいし。」


次に、仁は、アリシアちゃんの元に行くことにした。

アリシアちゃんは貴族の通う貴族学校に通っているらしい。


貴族学校ではアリシアちゃんはいじめられていた。

平民の彼女には貴族達と関わったことが少ないからだろう。

公爵の子供で勇者と仲がいいのも腹立ったのだろう。

そして、そんなアリシアちゃんを勇者がなぐめている。(性的に)


「ガキのくせにませてるな〜。ヘンリー君かわいそうだな。

よし、俺がなんとかしよう。」


アイルの呪言で、勇者を勃たなくしてやった。

一月毎に更新しなきゃいけないが。


「まさか、勇者も転生者だったとは。」


勇者の独り言は盗み聞きしてると、日本が〜とか、転生して〜とか言ってたし。


「勇者には聖女と賢者がいるんだし、ヘンリー君にアリシアちゃんがいてもいいよね。」


ヘンリー君の恋路を応援することにした。

とりあえず、アリシアちゃんをいじめてた奴らはしめといたので、

いじめは無くなった。


「ヘンリー君の冒険者生活をお応援しなくちゃ。」


ヘンリー君とアリシアちゃんカプの推し活が始まった。





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