宗教問題
魔王教を殲滅しておもたんだが、信仰している宗教で悪と決めつけるのはおかしいんじゃないかと。
アリーに来てみると。
「魔王が復活したら、歴史上必ず人類の敵になるので問題ないです。」
「でも、一般人も中に入るだろ?」
「魔王教を信仰した時点で一般人ではありません。人類の敵です。」
魔王復活を手伝うと魔王から加護がもらえるらしい。
後、立場も利権ももらえるらしい。
「魔王がいるってことは勇者もいるのか?」
「いますよ。世界に50人程確認されてます。」
「結構いるな。でも魔王は1人なんだろう?」
「勇者は職業ですから、でも魔王は種族なんですよ。生まれつき魔物をすべるものなんです。」
「ヘぇ〜。勇者って強いの?」
「戦闘職の中では最強と呼ばれています。」
「そうか。じゃあ、勇者と戦うことになったら逃げるかな。」
「そうですね。寝込みを襲いましょう。」
「そうだな、アリー」
魔王教はゴキブリみたいなもので、いくらでも湧いてくる。
正直クソめんどくさい。恨みを買っちまったし。
「じゃあ、その勇者に魔王教討伐を依頼するか。」
「無理だと思います。勇者は大体性格は悪いですから。」
「えっ勇者なんだろう?」
「職業が勇者なだけです。恵まれて育ったから、欲望に忠実な方が多いと聞きます。それに、勇者なのに魔王教を信仰している方もいると聞きます。」
「勇者と戦わないといけないのか。魔王復活阻止のために。寝込みを襲うか。」
「そうですね。」
勇者が全然勇者してなくて、めんどくさい。
働かなければいけないのがめんどくさい。
「俺は、アリー達と一生いちゃつきたいよ。」
「そのためにも頑張ってください。仁さん。」
アリーに頑張ってと言われたので、頑張らないわけにいかない。
アリーとコスプレHしたいし。
「アリー今度は、制服Hしよう。」
「制服とは、学園の服ですか?」
「ああ、そうだ。学生気分ってやつだな。」
「母親になってから着るのは恥ずかしいですね。」
王国には貴族学園がある。10歳から入れる学校らしい。
「アリーは何着ても綺麗だよ。」
「ありがとうございます仁さん。ん〜」
アリーとキスをした。
仁は、最近寝ずに魔王教殲滅してたので、こんな日常がとてもありがたい。
「明日から、勇者の情報を集めよう。」
ーーーー1月後ーーーー
「どうやら、魔王教の勇者は10人もいるらしい。皆殺しに行くぞ。
全員女好きらしいから、ネムニに任せるが。」
魔王教やってる勇者は欲深いので、女好きらしく、アホみたいに寄ってくる。
女をとっかえひっかえしているらしい。
それでも勇者なので、簡単に殺せないのだと想像していた。
「それなのに、まさか10人とも色仕掛けで殺せるとは。」
ネムニは変身スキルを使って、勇者を色仕掛けして暗殺する。
この繰り返しだけで10人の勇者を殺せてしまった。
ネムニによると、勇者は基本、一度生き返るが、
脳みそをぐちゃぐちゃにしたら、生き返らないらしい。怖。
「安心してよ仁。私は仁だけのものだから〜」
ネムニが可愛いことを言ったので、可愛がった。
それにしてもあっけない。最強の戦闘職、
勇者とは。
「まるで物語にならない。世の中こんなもんか。でも流石に、
魔王教幹部は一筋縄ではいかなそうだな。」
魔王教幹部は、よほど用心深いのか全然情報が出てこない。
邪竜には勝てないし、どうしよう。
「情報がない以上、どうしようもないし、無明ダンジョンでも行くか。」
無明ダンジョンとは最難関ダンジョンで、歴史上踏破したものはいないらしい。
「でも、遠いしやめとくか。」
無明ダンジョンは遠い、海にポツンと孤島があって、その孤島にあるらしい。
魔王教と敵対してる状態でリンダルシア達を旅に出しとくのは危険だ。
あいつら馬鹿だし。
「そういえば、転移の魔道具があったな。あれを使うか。」
転移の魔道具とは、超貴重な魔道具で、魔王教のアジトに一つあった。
後、侯爵邸から一つ盗んできた。これで2つ。
指定の場所と指定の場所を行き来できるようになる魔道具。
一度に大量の魔力を使う。
「リンダに無明ダンジョンまで乗せてもらおう。そうしよう。」
1週間かけて無明ダンジョンに辿り着き、転移の魔道具を設置して、
屋敷と無明ダンジョンをつなげた。
無明ダンジョンは交通の便が悪すぎるので人がいない。
転移の魔道具を持ってなおかつ空で移動できないといけないからだ。
後、普通に儲からないから。
単に魔物が強いだけのダンジョン、人気0のダンジョン。
だから、無明ダンジョン
「よし、これからお前らは、魔王教に負けないぐらい鍛えるぞ。」
ーーーーーー努力パートに入ります。
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