5人娘
「私達は正しいことをしました、お父様」
バカ真面目竜人のリンダルシア
「そうですわよ、お父様」
バカ自信過剰エルフのシシリー
「ごめんなさい、お父様。」
素直気弱のドワーフのキンラン
「そんなことより、Hしようよお父様〜」
メスガキアマゾネスのサザンカ
「私もHしたいにゃ〜」
アホエロ虎獣人のシュリ
「悪人を殺したことは正しいが、バレないように暗殺しろってことだ。
特に今回は第三王子だぞ、バレないように殺せ。お前ら指名手配になってたぞ。」
「しかし、お父様あそこで第三王子を殺さねば、多くの人が不幸になっていました。」
第三王子がしたことは、魔物被害地域へ出ていた助成金の着服。
それもかなりの額の着服。
「今回は、俺がもみ消してやったが、これからは偉いやつは暗殺にするんだぞ。
分かったな。」
王子の着服の証拠つきで脅しの手紙を送っただけだが。さすがの王国も
少しの着服なら目を瞑っていたが、あの額は目をつぶれなかったのだろう。
後、第三王子は無能だったので、今回は俺たちのことを見逃してくれたのだろう。
しかし、5人娘どもは、文句タラタラだった。
「お父様、私たちはお父様のいいつけ通り、悪人を殺したのです。褒めてください。」
「分かった、それについては褒めてやるが、これからは偉い奴は暗殺だ。
分かったな。」
とりあえず、5人娘を褒めてやった。(性的に)
「どうしよう。こいつらがこんなにアホとは、甘やかして育てすぎたか?」
仁は、こいつらの欲しいものはなんでもあげた。
甘やかしすぎたのだろう。
「子ドラゴンのリンダの方がまだ賢いかもしれない。お前ら、
悪人を殺すときは伝心の魔道具で連絡してから殺せ。分かったな。」
それから、この5人をまた、旅立たせ。
仁は、子育ての方法を真剣に悩むことにした。
それに並行して、仁は別のことを考えていた。第三王子の着服した金の
行方だ。
「ドラピオン侯爵の娘に貢いでいたのか。今回の事件で、この娘は何一つ
罰を与えられていない。一応調査しとくか。」
無能の第三王子がドラピオン侯爵の娘に唆されたんだろうな。
かわいそうなやつだ。
それとも、ドラピオン侯爵が裏で糸を引いているのか?
ドラピオン侯爵が暗殺者を出したとするなら、こっちもそれなりに
動かないといけないな。
その日からも、暗殺者っぽい奴らがしきりに屋敷に襲ってくる。
リンダの餌が向こうからやってくるので、このままでいいんじゃいかとも思った。
「そうだな、リンダの餌に困らないし、新しいガキどもの戦闘相手になるし
このままでいいか。」
仁はシリアスに考えるのをやめて、アリー達とお姫様コスプレHを楽しんでいた。
ーーー3月後ーーーー
「ただいま帰りましたお父様!!」
リンダルシア達が旅から、一旦帰宅した。5人娘は褒めて欲しいのか、
武勇譚をこれでもかと言うほど聞かせてきた。
その日は、海から取ってきた、カニみたいな魔物の鍋をみんなで囲んだ。
ポン酢が無茶苦茶欲しくなった。
仁は明日から、ポン酢作りに挑戦しようと決めた。
「お前ら、今日はみんなでするぞ。」
俺以外女だから、集まってあまりのメス臭に興奮したから久しぶりに、
みんなで大乱行することにした。
赤ちゃん達は10歳児のガキどもに任せたが。
全員を満足させるのは3日3晩かかった。
料理人という職業がある。この職業は無条件で料理が上手くなる。
職業料理人には、固有スキル『料理』がある
スキルレベルに比例して、料理のおいしさと、速さが上がる。
この屋敷には2人の料理人がいる。
金髪のキッシュと同じく金髪のリッシュだ。
3歳差の姉妹らしく、姉がキッシュで妹がリッシュ。
キッシュは強気だが、リッシュは弱気。
最初、キッシュは妹に手を出すぐらいなら、私に手を出してくださいと
言っていた。なので、キッシュばかりに手を出していると、リッシュが羨ましがって、最近は、ほぼほぼ3人でするようになった。
「それにしても、お前らすごいな。ポン酢じゃないけど、なんか旨い調味料ができたぞ。」
二人に頼んだところ、それっぽい旨い調味料ができたので、満足した。
これからも、醤油とか調味料の開発に力を入れてもらおう。
「それにしても、やっぱり、ドラピオン侯爵はあやしいな。潰すか。」
この3月情報収集に徹していたところ、ドラピオン侯爵は黒。
圧倒的黒。放置していたら、俺のハーレムライフが邪魔されるくらい黒。
屋敷は、リンダルシア達に任せて、侯爵を潰しに行こう。
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