家?

重吾「なぁ、親父」

快兎「ん?なんだ?」

重吾「いや…これ本当に住めるの?」

快兎「大丈夫だろ、屋根があって玄関があってトイレと居間は無事。何とか…なる…よな」

重吾「いや、俺に聞くなよ!」

快兎「取り敢えず入ろう。今後のことも話さないとだしな」

そう言いながら家?へと入る。

重吾「それで俺が寝てる間に何が起きたんだ?」

快兎「あぁ、それな。あの変革の後世界各地でファンタジー生物が現れ始めた。それも一斉に」

重吾「で?対抗策は…あの感じだとまだっぽいなぁ」

快兎「通信網も麻痺してるから手に入る情報も噂程度」

重吾「その噂少しだけでも聞ける?」

快兎「大した情報じゃない、魔物が現れたすぐ後に超常的な力を持った人間が現れただとか、厨二病発症した人が喰われたとかそんなもんだ」

重吾「こんな現実味のないことが起こったらそりゃ厨二病も発症したくなるわ」

そんな話をしているが、いつ魔物が襲ってくるか分からない為、気は抜けない

快兎「そういえば、学校は大半が耐震工事とかもしてるから避難所として多くの人が逃げ込んだって聞いてるがお前の友達もいるんじゃないか?」

重吾「そうなら良いけど、明日少し見てくるよ」

快兎「あんまり無茶するなよ?危ないと思ったらすぐに逃げろ。わかったな?」

重吾「わかったよ、取り敢えず今日は休もう」

そうして疲れが少しでも取れるようにその日はゆっくりと過ごした

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