第3話 ルーズリーフの気持ち

僕の名前はルーズリーフ

最近出番が少なくなって少し、いや結構困っている。

なんで主人は僕を使おうとしないのだろう?

最近でもやっと出番が来るって思ったらパソコンでメモを取ったりしている。

あんな電子機器を信頼してはダメだ。

充電が無くなったら終わりじゃあないか!!

そもそも、それどころか主人にも悪影響が出るんだぞ!!

目が悪くなったりするだろうに、でも、僕を使えばそれらのことは解決するのさ

何せ僕は過去何千年も使われてきた歴史と実績がある。

こんな数年のぱっと出のやつに負けてたまるか!!

俺だってもっとやれるさ

なのに僕を使わない主人はどうかしてる

まあ、最近やっと使おうとした時があったけどそのときは何かの裏紙を使っていた。

なんでだよ!!僕を使ってくれよ!!主人が使わないから痩せることができないんだ。

だから最近は先輩に揶揄われるようになってきた。

先輩から俺の時代はみんな痩せてたんだけど今のお前のようなやつはいなかったよ。とか

え、何ヶ月目?え、7ヶ月目!?あー無理っすね。もう諦めた方がいいのでは?

なんで言われようだ!

なんでも痩せてるのがいいってわけじゃないだろうがぁ!!

まあ、僕も、ある程度は、痩せたいけども・・・

と、とにかく僕を使ってもらわないと困る。

だからちょっと筆箱くんとも話してみようかな・・・ま、まあ、筆箱くんが使われないと、僕が困るし仕方ないよね・・・あははははは

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