【上宮ちさと視点】こちら上宮、只今彼の家に侵入中
ここが澤本くんの家か〜うん!彼らしい家だね!(意味不明)さて、今日は澤本くんのお母さんに挨拶しないとね!それじゃ、チャイムを鳴らして・・・っと
「いらっしゃい上宮さん・・・?後ろの人は・・・友達?」
「どーも!あなたが澤本くん?いつもちさとがお世話になってます〜」
「お気遣いどうも・・・あはは・・・」
なんでこの子はこんなにも軽いのであろうか・・・あとあなたは私の母か!?私の母はこんなに派手じゃ・・ない・・・いや、同じだったわ、すごいキラキラしてるわ。あーら、澤本くんがすごい近づかれて手を握られている。あ、赤くなった。ねえねえねえねえ、そこは私の場所だよ?なんでそこにいるのかな?ねえねえ?私の中で親友から他人にグレードアップしたぞ!え?下がった?なんのことやら
「そ・・それじゃあどうぞ入って」
「「お邪魔します」」
こちら上宮、彼の家に侵入成功、侵入部隊はどうですか、どうぞ?反応なしか・・・まあ、脳内でやっているので応答はしてくれないけどね!今日は澤本くんがわからないところを教えるためにすべての教科を覚えてきた。
「そことかに座ってね」
私はクッションに沖川はベッドに・・・ってどこに座ってんだ。そこは駄目だろ、お前寝るだろ!なに横たわってるんだ、おい寝るな!
「・・・駄目」
「ごめん、眠くて・・・」
「我慢して・・・」
沖川はウトウトしながらも耐えていた。偉いぞ沖川!撫でてやる!よしよし。沖川は目を細くしてこっちに倒れてきた。
「・・・すぅ」
私は・・・
「・・・痛ぁ!」
ビンタしました。
「ひどいよ!ちさとなんでビンタするの!?私なにかした!?」
「・・・した」
沖川は叩いたところを抑えながら涙目でこっちを見てくる。
「おまたせー・・・ってどうしたの?」
「なんでもないよ・・・!」
さて勉強を始めようか
ーーーーー
沖川は飽きて澤本くんの方に近づいて・・・?うん?何してんだ?沖川は澤本くんにくっついている。なんでそんなに近いんだ?おい、そこ離れろ!私の澤本くんだぞ!そんなことになるのはおかしいぞ!おい、そのでっけえ脂肪で澤本くんを魅了するんじゃねえ!脂肪を揺らすなこのやろう!私なんてストンってなってんのに!ふざけんな!はあ・・・
ていうか今日は勉強しに来たんだからそんなことしてないで勉強しとけ、イチャイチャしにきたんじゃないんだから・・・はぁ・・・
さっきからため息しかでてこない。そういえば今日は私と澤本くんの二人だけの勉強会のはずが・・・沖川も来たがっていたので仕方なく連れてきたが連れてこなければよかった・・・
「ねえねえ、澤本くん〜?」
「どうしたんですか?沖川さん?」
「熱くない?」
それはお前がくっついているからだろ。何いってんだか・・・ほら、澤本くんの顔見てみ?引きつった顔で『何言ってんだコイツ』みたいな顔してるぞ。熱いなら離れればいいのに・・・沖川ってもしかして天然なのか?それともアホなのかわからなくなる。
「じゃ、じゃあ、エアコンつけますね・・・?」
「うん!そうしよー!」
にぱーっとした顔で澤本くんの質問に答える沖川、顔は純粋の笑顔だが澤本くんに対しての行動は全然純粋ではない。
私いらなかったかなー・・・?
あ と が き
作者です。お久しぶりです、GWでは投稿できなくて申し訳ございません・・・なかなかにネタが思いつかず、小説に集中できなかったことが今回の原因です。今後はなるべく投稿できるようにがんばりますのでよろしくおねがいします。
作者
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