十二異界英雄大戦

異界大戦 十二規程

【一】　同大戦は十二の世界より一名ずつ、『救世の英雄』を選出し、計十二名の参加者で行うものとする。

【ニ】　同大戦において、英雄が死亡した場合、その英雄を選出した世界は滅びの末路を迎えるものとする。

【三】　同大戦の期間は一二〇日とする。その期間を過ぎても勝敗がつかない場合、参加者を死亡させ、【ニ】の規定を強制的に適用するものとする。

【四】　大戦の舞台は、選ばれた十二の世界とは異なる世界の一部地域で行うものとする。

【五】　【四】における一部地域から移動した場合、参加者を死亡させ、【ニ】の規則を強制的に適用するものとする。

【六】　同大戦において、主審を立てるものとする。主審は同大戦の運営に務め、大戦の継続が困難な状況に陥った場合、一時的に参加することがあることとする。

【七】　主審に対する敵対行為が確認された場合、参加者を死亡させ、【ニ】の規則を強制的に適用するものとする。

【八】　参加者には同参加者と一週間の内に必ず接触することを決定付ける、『一週一会（いっしゅういちえ）』の奇跡を付与するものとする。

【九】　参加者には大戦の舞台となる世界に完璧に溶け込めるよう、『智識神透（ちしきしんとう）』の奇跡を付与するものとする。

【十】　参加者には元の世界での力を十二分に振るえるよう、『異界滴応（いかいてきおう）』の奇跡を付与するものとする。

【十一】　同大戦において、最後まで生き残った一人を勝者とし、元の世界に帰還の上、望んだ平和を与えるものとする。

【十二】　以上、十一の規則に違反しない限り、何をしても不問とする。