第158話 「競争の始まり」内野編
外野のベンチ入り枠を考察しましたが、実は内野はもっともっと大変な状況です。
うれしい悲鳴かな。
オプトアウト自由契約で獲得した中田、代打の切り札を期待されて入った中島の登録は、故障がない限り開幕時点ではほぼ確実でしょう。そして、今季初の規定打席に到達した石川昂弥も。更にシーズン終盤活躍したカリステ、フェニックスリーグと台湾WLで何かを掴んだかのような村松。ここまでをベンチ入り確実とすると……
中田
中島
石川昂弥
村松
カリステ
これで5人。
外野編で述べたように、外野枠を7にすると、内野も7。あと2枠しかない。
内野ユーティリティが、一人は必要なので、山本或いは石垣。
とすると、残1枠なのに、ビシエド・高橋周平・田中・龍空・福永……さて、どうしましょう。おっと、ルーキー津田・辻本もいますねぇ。
ファンの多くが期待している田中幹也は入れたい。自分も起用して欲しい。
高年俸の、せっかく日本人枠になったビシエドを、二軍漬けにもできない。
これは難題だ……
これはもう、前提を変更して
中田
ビシエド
中島
石川昂弥
のベンチ入りを固定して、残る3枠をユーティリティ含めて、村松・カリステ・高橋周平・田中・龍空・福永・山本・石垣・辻本・津田の10人で争うという形しかない。凄い競争だ。
私の案としては、自分で想定しておいてちょいとズルいですが、田中幹也を代走枠と考えて、外野から代走要員を外して6人、内野を8人とするという手です。
その前提で、村松・カリステ・山本・田中という布陣としてはどうでしょうか。
福永の打撃は捨て難いとか、周平が一軍にいないなんて考えたくもないのですが……
龍空・石垣は打撃を磨いてもらい、津田・辻本は二軍漬けでまずはプロの水に慣れるよう、じっくり鍛えるしかありません。それぞれG.W.明け或いは夏場に出て来てくれればです。
スターティングメンバー案
(8)岡林
(4)カリステ
(9)細川
(3)中田
(5)石川昂弥
(7)ティカーソン
(2)木下
(6)村松
(1)投手
野手控え案
ビシエド・中島・山本・田中・大島・後藤・鵜飼・宇佐見・石橋
カリステと田中は入れ替え可。村松8番は、阪神木浪の様に機能してくれることを期待したいところです。
この控えの打者連を見ると、鵜飼はよほど打たないと代打の優先順位が低くなってしまいかねません。そしてそれなら、使い勝手のよさそうなブライトや上林が優先される可能性も。そして、これなら「代打、後藤」というシーンはなさそうですね。
ティカーソン・カリステ・村松・ビシエド・山本の誰かが調子を落としたら、すぐに取って代わろうというメンバーが、二軍で待機する競争状態になりました。
層が厚くなったなぁ。
いやぁ、シーズン前にこんな事を考えている時期が一番楽しいですねぇ。
来季は頼むぞ ! ドラゴンズ。
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