第157話 「競争」の始まりですね

アレックス・ディカーソン選手の入団が先週発表されました。


左でコンタクト力があり、一発の力もあるが三振の少ないバッターという立浪監督の


オーダー通りのバッターのようです。


年齢と故障癖を心配される向きもありますが、まずは期待しましょう !



さてこれで、来季に向けての選手補強はひとまず完了でしょうか。


本日で、企業としての中日ドラゴンズの営業は終了のようなので、もう年内は動きは


ないですね。年が明けても、どうでしょう。個人的にはトレードとかはないような気


がしますが。



今秋は、フロントがよく動いて、補強が活発でした。


これで、内外野ともに、厚みが増して「競争」が始まる予感です。


外野には、上記ディカーソン選手のほか、戦力外・故障上がりとはいえ、ソフトバン


クでレギュラーを張った経験もあり、まだ28歳の上林が加わりました。そうした


中、大ベテラン大島選手が「来季は首位打者を目指す」と元気に常時出場を目指す発


言をしています。期待の若手、ブライト・鵜飼選手はもちろん、今季大ブレイクした


細川選手とて安穏とはオフを過ごせない状況になってきました(彼は、クリスマスも


練習だし、メディアの露出も少なく、そんな心配必要なさそうですが)。


後藤・加藤翔平という今季一軍要員だった二人もベンチ入りできるかわかりません。


外野手に転向して台湾WLで躍動した濱や、三好・川越も当然ベンチ入り狙うでしょ


うが、さてどうなるか。


恐らく6人、多くて7人ですよねベンチ入り外野手は。


そうすると、大島・岡林・細川と数えると残りは3か4人しか入れません。


開幕時点でまずはディカーソン入れたら……全然足りない。


「これは、外野手取り過ぎじゃないか」という声もあるようですが、現在の支配下外


野手は12名。スポ音でCBC若狭アナが指摘していましたが、実は昨年初めの支配下


外野手も12名と、変わっていないのです。


昨年の今頃、そんな心配していたでしょうか?



つまり、起用したい実力のある選手がそれだけ増えたというわけで、喜ばしい限りで


す。外野手たちにとっても厳しい事ですが、「いつでも取って代われる選手がいる」


チームが強いのかなと思います。阪神は、近本を除けば、外野手は森下・ノイジーの


状態によって、ミエセス・小野寺・前川・島田が入れ替わりに出て、遜色なく活躍し


ていた印象です。来季ドラゴンズも、そうあって欲しいです。




以下は、私の個人の開幕時ベンチ入り予想ですが……


守備要員が一名


中田・中島が加わって代走要員が一名は確実に必要と考えて、外野手に7名枠と


仮定します。


大島・岡林・細川・ディカーソンまで確定として、


鵜飼・ブライト・上林から、打撃で一名


後藤・加藤翔平・(足が完全復活前提で)上林から、守備で一名


濱・三好・(内野ですが)樋口から、足で一名


ですかね。



現時点の期待として、鵜飼・後藤・濱の三名を、私の推しとします。


もちろん、ブライト・加藤翔平・樋口となってもおかしくないですし、上林が守備も


打撃もということで、どちらかに割って入って欲しいですが……


いゃあ、起用して欲しい選手が多くて、うれしいですね。


いつにもまして、キャンプ・オープン戦での活躍が大事です。



しかし、外野7人枠とすると、捕手はまあ3人(木下・宇佐見・石橋)確定と考えられる


ので、ベンチ入り26人のうち投手が9人なら、内野手7人つまり控え3人になってしま


います。


これまた、めちゃ厳しいのですが……それはまた、次項で。



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