第143話 ここ一番の勝利を !!
ヤクルト 5 - 4 阪神
ヤクルトの逆転サヨナラ勝ち。
結局、中日ドラゴンズ最下位でフィニッシュでした…………
以上。
2023年シーズンが終了。
もう何日も前に思えますが、まだほんの数日前、ドラゴンズにとっては三日前。
セ・リーグ日程終了で二日前。
引退選手の送り出し、コーチ退任・新コーチスタッフ発表・戦力外通告とたて続い
て、気分はすっかりストーブ・リーグです。
ドラゴンズが、早速話題豊富で開幕スタートダッシュ !!
パ・リーグはまだ熾烈なペナントレース最終盤が続いているというのに……
夜がヒマになってしまったので、
今年のドラゴンズや来季に向けて、感じた事があれば、適宜をつらつら書いてみたい
と思います。
まずは、タイトルにあげた「ここ一番の勝利」。今年は、そこが弱かったですね。
四連勝以上がなかったのは、まさにそれだし、11敗カルテットが生まれてしまった
のは「先発投手が好投しているのに、勝たせてあげられない」象徴でした。
8月13日の柳ノーヒットノーラン未遂なんて、その最たるもの。
昂弥・宇佐見のホームランで勝てましたが、それをもっと早く出してやれよと。
10月の最後の二試合も、どちらか勝っていれば5位でした。
最下位で仕方ないとか、過去に書きましたが、
私は、てっきり9月30日の巨人戦での石橋の決勝ホームランで勝った試合が決定打に
なり、5位が確保できるかと思っていたのですが、それでは足りませんでした。
バスターエンドランを失敗した石橋が9回ツーアウトのギリギリから見事にレフトス
タンドに放り込みその勝利が決定打になれば……「ここぞの一勝」と思ったのに。
ずっと最下位を独走し負け越していたドラゴンズが、9月は勝ち越し、最後の土壇場
で5位に滑り込むことができれば、若手選手たちにとっては低いレベルではあります
が、良い成功体験になったとはずなのです。5位になって欲しかった。
そのためには10月のDeNA戦か巨人戦のどちらかで勝てればよかった。
いや、最終戦は引退試合で、多少お祭り試合になってしまって勝負の行方は正直わか
らないことが十分に予測がついた。
だから、1日のDeNA戦は、何が何でも取りに行かねばならなかった。
しかし、結果は大貫の前に完封負け。しかもたった二安打、一死球のマダックス。
「ここ一番の勝利」と考えて、チームとして勝つ努力を工夫をもっともっとして欲し
かった。
立浪監督は、オーナー報告で
「自分も2年やらせてもらって選手をやる気にさせる方法はなかったのかな、と。そこがいちばんの反省点」
とか言ったそうだが、「やる気のない」プロ野球選手なんていません。プロになれる
はずがありません。「やる気」の問題ではないのです。「ここ一番の勝利を勝ち取る
ための戦略・戦術」を監督・コーチが考え、選手が実行する。この徹底しかありませ
ん。DeNA戦では、それがどれだけできたのでしょうか?
大貫投手は、今シーズン5勝4敗防御率2.95と、そんなによい成績ではありませんでし
たが、対中日戦は2勝1敗防御率1.93と抑え込まれる結果となってしまいました。
対大貫投手対策はどうだったのか。あらためてシーズン後に、立浪監督はじめ新首脳
陣全員で振り返っていただきたいところです。
もちろん、この試合だけではありません。他の試合についても。143試合すべてにつ
いてです。当然日々はやっていたとは思いますが、あらためて一年を振り返ってくだ
さい。「やる気」とか精神論の話をしていても、どうにもなりません。
長いペナントレースで「勝たねばならない試合」があるはずで、そこでいかに勝ち切
るか、来シーズンには期待したいです。
冒頭のヤクルト-阪神最終戦。
ヤクルトは、一点リードされて9回表無死一二塁。裏には阪神の守護神セーブ王岩崎
優が控える、という絶体絶命のピンチから、無失点に抑え、更に岩崎優を打ち崩して
逆転サヨナラ勝ちをおさめました。こうした底力を来年は見たいです。
書き始めたら、偉そうに、色々とくどくなってしまいました……
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