第4話 仕事に生きるわ 生きるために(切実)3
「アイリス君。キミは字が綺麗だね」
「ありがとうございます、サットン子爵さま」
「それに、計算も早くて正確だ」
「ありがとうございます」
仕事を褒められるなんてこと、ウォーカー商会で働いていた時にはなかったわね。
あら、いけない。
必要のない事を思い出してしまいました。
「これなら帳簿付けも任せられるね。やってみるかい?」
「はい」
私は帳簿付けを手伝いながら、商売に関わる流れを学んでいきました。
そうこうしている間に月末となり。
受け取った小切手の桁に驚くこととなるのです。
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