コスケ

アキラ「デコスケー、デコスケーあはは」


コスケ「でこすけいうなー」


アキラ「あははー」


スイ「ほんと仲がいいよね、コスケとあきらは・・・」

アキラ「うん、いつも一緒だよー、あっそうだ!デコスケ呼んだらくるもん、相当ひまなんじゃない?あははー」

スイ「コスケさんもアキラに言われっぱなしじゃなくて、抵抗していいんだよ?」

コスケ「いえいえ、私もたまたま暇で来ているだけなんでお構いなくー」

アキラ「そうそう、大学からずっといっしょだもんねー。腐れ縁みたいな感じー、あはは」

スイ「そうなの?すごい偶然なんだねー」

テテ「へぇ、同じ学校繋がりって事はリア友なんだ」

アキラ「え?何言ってるんですか?そんなわけないですよ。ただの家来ですからー」

コスケ「ええ・・・・いきなり家来発言かー、過激だなー」

テテ「他人事のようにいうね」

スイ「なんか、この2人面白いね」

アキラ「でしょ?漫才師にでもなってM-1出ればいいのに」

テテ「M-1なめんな」

スイ「あはは、今度さこの四人で新潟で遊ぼうよ」

アキラ「いいねー、絶対行こう!みんなで予定合わせて」

テテ「いいねー、ありあり」

コスケ「たまにはそんなコトもいいかー」


そういうわけで俺たちは今度新潟旅行に4人で遊びに行く計画を立てた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



スイさんが入室しました。

あきらさんが入室しました。

テテさんが入室しました。


スイ: .....


スイ:みなさんこんばんわー

あきら:こんばんわ~

テテ:こんばんわ

アキラ:こんばんわ~

アキラ: .....

アキラ:最近寒いですね。

スイ:確かに冬になりましたよね。

アキラ:私、雪国生まれなので、寒さには強いんですよ。

テテ:新潟だもんね。

スイ:私も寒がりではないので平気な方ですけど、最近は朝起きるのが辛いですね。

アキラ:わかります。布団から出るのが億劫で仕方ないです。

スイ:そういえば、スイさんは一人暮らしですか?

アキラ:はい、そう。まぁでも、実家が東京にあるからすぐ帰れますよー。だから実質実家みたいなもん笑

アキラ:大変そうですよね。

スイ:私も同じくらいかなぁ。家賃とか高いし、親の仕送りが結構あるから大丈夫なんだけどね。

アキラ:私は実家だから一人暮らし興味あるなぁ。

スイ:いいなぁ。憧れるよね。

スイ:私、そろそろ寝るね。また明日。

スイさんが退室しました。

アキラさんが退室しました。

テテさんが退室しました。



――――――――――――――――――――――――――――――――


コスケから突然個人チャットが来た。


コスケ:are?

コスケ:今なにしてるー?

テテ:今買い物中だよ。なんかよう?

コスケ:今会社から帰り道歩いてて、たまたま暇だったから話しかけてみた。

テテ:なんだよそれ、かまちょかよ。まあいいけど。

コスケ:ところでさ、スイちゃんの本名って何だろうね。

テテ:知らん。聞いてないし。

コスケ:気にならないのかい。

テテ:どうでもいいわ。

コスケ:俺、実は知ってたりして。

テテ:ネットと現実分けたほうがいいんじゃないかな、プライバシーの問題にも発展するし。

コスケ:はいはい。

テテ:ところでコスケは彼女とかいた事ないの?

コスケ:いないよ。

テテ:好きな人とかは?

コスケ:居ないけど、てか俺の事なんか好きになる女の子なんて居ないし俺はブサイクだから誰も付き合ってくれないよ。そのまま孤独死するんだ。

テテ:そんな事無いと思うけどなー。悲しいね。アキラの事はどう思ってるの?

コスケ:アキラは普通に好きだよ。

テテ:恋愛感情は無しって事?

コスケ:うーん。無いかな。

テテ:そっか、じゃあアキラが他の人のとこ行っても大丈夫ってこと?

コスケ:その時は応援するかなー、友達として。

コスケ:じゃあ、俺も眠くなってきたから落ちるね。

テテ:おう、おやすみ。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


スイさんが入室しました。

アキラさんが入室しました。

アキラ: ....

アキラ:おっはー

スイ:おはよう

アキラ:今日は早いんだね

スイ:うん、昨日早く寝ちゃったから

アキラ:わかる。睡眠は大事だよね

スイ:そうだね。

アキラ: .....

アキラ:スイさんってさ、どんなタイプの男性がタイプ?

スイ:うーん。優しい人が好きかも

アキラ:ほうほう、例えば?

スイ: .....

スイ:私に優しくしてくれる人が好き

アキラ:うむ、なるほど

スイ:あとは、私の事を一番に考えてくれる人がいい

アキラ:私はねぇ、頼りがいのある男性が好き

スイ:ふーん。そうなんだ

アキラ:ん。でも、頼りない人も好き

スイ:ダメンズも好きってこと?

アキラ:違う

アキラ: ......

アキラ:なんて言うか、一緒にいると安心できるって感じ?」

スイ:そうなんだ。

アキラ:うん。あ、でも、お金持ってるのが一番だな

スイ:お金?

アキラ:私が養いたい

スイ:それは、現実的じゃないな

アキラ:わかってるよ。冗談だって

スイ:アキラは、彼氏欲しいとか思わないの?

アキラ:今は良いかな。なんならスイちゃんと結婚したいよ

スイ:ばか

アキラ:本気だよ

スイ:私は結婚は男の人がいいかも、ごめんね

アキラ:あはは、そりゃそうだね

スイ:でも、ありがとう

アキラ:こちらこそ、ありがと

スイ:アキラって意外と真面目なんだね

アキラ:失礼だな。私はいつでも真面目だぞ

スイ:うそだー

アキラ:ほんとうだよ

スイ:はいはい。

アキラ:もう、信じてくれてないじゃん

スイ:だって、今目が泳いでるし

アキラ:うっ、バレた。泳ぎすぎて目を見れない笑

スイ:やっぱり

アキラ:うぅ

スイ:ほらね

アキラ:でも、本当にスイさんが彼女になってくれたらいいなとは思うよ

スイ:そんなに私と結婚がしたいのかしら

アキラ:もちろん、なんか男の人愛せないかもしれない、可愛くないしw

スイ:そう?アキラって変わってるね

アキラ:そうかな?

スイ:そんなに私を彼女にしたいの?

アキラ:したいっす

スイ:なんでそこまで?

アキラ:スイさんの事が好きだからだよ

スイ:嘘つき

アキラ:ほんとうだよ

スイ:アキラの事は嫌いじゃないよ

アキラ:ありがとう(´;ω;`)

スイ:でも、私はアキラと付き合うつもりはない

アキラ:わかった、じゃあ一緒に住もうよ!

スイ:どうしてそうなるの?

アキラ:スイさんと一緒に住みたいから

スイ:意味わかんないw

アキラ:スイさんとずっといっしょにいたいから

スイ:いいね、楽しみだね

スイ: ......

スイ:もう遅いから寝るねー、明日の旅行楽しみにしてるー

アキラ:わかったー、私も楽しみー(;´Д`)ハァハァ

スイ:きも笑、おやすみー

アキラ:はーい、おやすみー

アキラ:あー、スイさんとずっといっしょにいたい

アキラ:結婚したい

アキラ:スイさんすきだー

アキラ:スイさんと付き合いたい

アキラ:スイさんかわいいよ

アキラ:スイさんにキスしたい

アキラ:スイさんに抱きしめられたい

アキラ:スイさん、愛してるよ

スイ:わかったから、今度会ったとき全部やろw

スイさんが退室しました。

アキラ:いいのー。めっちゃ楽しみにしてるねー

アキラさんが退室しました。




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