疑惑
それから、一週間が経った。アキラとはチャットでのやり取りしかしていない。
俺は毎日が寂しくなっていた。
そんなアキラを失った日々を送っていたらアキラからチャットが来た。
「ててさん、最近どう?」と。
俺はアキラに返信をした。
「アキラがいないとつまんないなぁ」
「ごめんね、寂しい思いさせて」とアキラは謝った。
「あ、そうだ。次いつ会える?」と俺は聞いた。
「うーん、そうだなぁ、ててさんが休みの時にでも」とアキラは言った。
「わかった。じゃあ、また連絡ちょうだい」
「うん、わかった」とアキラは言って会話は終わった。
俺はこの寂しさを紛らすためにガールズバーに足を運ぶようになった。
俺はアキラの事が忘れられず、女の子にアキラの事を相談するようになった。
女の子たちはアキラの話を面白そうに聞いてくれていた。
俺の恋愛事情を話すようになってから、女の子たちから「ててさんの好きなタイプを教えてください」と言われるようになり、俺はアキラの好きな所を言いまくった。
「えー、その人かわいいですね」と俺の好きなところを聞きたがる子が増えてきた。
俺が好きなのは外見じゃないんだけどなあ。と思いながらもアキラの良いところを喋り続けた。
ある日の事だった。
俺が仕事から帰宅して家で休んでいる時だった。
俺のスマホが鳴った。アキラからだった。
「ててさん?元気にしてますか?私は元気です。ててさんに会いたくなって電話しました。」と俺に電話をかけてくれたのだ。
「俺も会いたかった」と俺はアキラの声を聞いて嬉しくなった。
「ててさん、声が聞きたくなってさっきまで寝れなかったんだ」
「俺も同じだよ」と俺は言った。
「今から会えないかな?」と俺は言った。
「今から?新潟だよ?」とアキラは焦っていた。
「明日休みだし、いけるいける」
俺は車を飛ばして145キロメートル先のアキラの居る新潟に向かった。
「ごめんね、急に呼び出しちゃって」とアキラは申し訳なさそうにしていた。
「全然大丈夫だよ」と俺は返した。
「こうやって沢山会っちゃうと会えない時辛くなっちゃうんだよね」とアキラは寂しそうな顔で言った。
「大丈夫!アキラが辛いなら俺も辛いから」と俺は励ました。
「ありがとう、優しいんだね」とアキラは微笑んだ。
「じゃあ、これから何処行く?」とアキラは聞いてきた。
「そうだなぁ……ラブホ行くか」と俺は言った。
「えっ!?いきなり?」とアキラは驚いていた。
「お腹空いたし、ご飯食べてから行こうよ」
とアキラは提案してきた。
「いいよ」と俺は了承した。
俺はアキラと一緒に食事をした。
「ててさんは付き合ってる人いないの?」とアキラが唐突に質問してきた。
「居ないよ」と俺は正直に答えた。
「まぁ、居ないだろうねぇ」とアキラにからかわれた。
「どういう意味?」と俺笑いながら怒った。
「そうじゃなきゃ私とホテル行けないもんね、あ、ててさんなら行くか笑」とアキラは笑った。
「そうだよ、アキラと行けるなら行くよ、だってラブホ巡り友達だもんね、」と俺は冗談で言った。
「そうだねぇ、ラブホテル行ってるけど、ててさんは私とセックスしてないもんね」とアキラは笑った。
「この前首輪で引っ張りまくられたからあ跡出来ちゃった。」
とアキラは襟元から見える部分を指差した。
「あ、ほんとだ、でも大丈夫だよ」と俺は誤魔化した。
「親にも跡バレちゃって心配されちゃった」
とアキラは悲しげな表情を浮かべた。「アキラはなんでパチンコ店で働いてたの?」と俺はアキラに話を逸らすように聞いてみた。
「えっとね、ゲームが好きだから、ゲームに囲まれたくて始めたんだ。」とアキラは答えた。
「へー、そうなんだ」と俺は相槌を打った。
「私ね、パチンコ台観てると凄く楽しくて幸せな気分になるの」
とアキラは言った。
「じゃあ、今度にパチンコ店行こうよ」と俺は提案した。
「いいの?嬉しい!」とアキラは喜んでいた。
「じゃあ、また今度会おうよ」とアキラは言った。
「うん、また新潟来るよ」と俺は約束をした。
「やったー、絶対来てね」とアキラは喜んでいた。
「じゃあ、また連絡するよ」と俺はアキラに言った。
「ごめんね、急に呼び出しちゃって」とアキラは申し訳なさそうにしていた。
「全然大丈夫だよ」と俺は返した。
「こうやって沢山会っちゃうと会えない時辛くなっちゃうんだよね」とアキラは寂しそうな顔で言った。
「大丈夫!アキラが辛いなら俺も辛いから」と俺は励ました。
「ありがとう、優しいんだね」とアキラは微笑んだ。
「じゃあ、これから何処行く?」とアキラは聞いてきた。
「そうだなぁ……ラブホ行くか」と俺は言った。
「えっ!?いきなり?」とアキラは驚いていた。
「お腹空いたし、ご飯食べてから行こうよ」
とアキラは提案してきた。
「いいよ」と俺は了承した。
俺はアキラと一緒に食事をした。
「ててさんは付き合ってる人いないの?」とアキラが唐突に質問してきた。
「居ないよ」と俺は正直に答えた。
「まぁ、居ないだろうねぇ」とアキラにからかわれた。
「どういう意味?」と俺笑いながら怒った。
「そうじゃなきゃ私とホテル行けないもんね、あ、ててさんなら行くか笑」とアキラは笑った。
「そうだよ、アキラと行けるなら行くよ、だってラブホ巡り友達だもんね、」と俺は冗談で言った。
「そうだねぇ、ラブホテル行ってるけど、ててさんは私とセックスしてないもんね」とアキラは笑った。
「この前首輪で引っ張りまくられたからあ跡出来ちゃった。」
とアキラは襟元から見える部分を指差した。
「あ、ほんとだ、でも大丈夫だよ」と俺は誤魔化した。
「親にも跡バレちゃって心配されちゃった」
とアキラは悲しげな表情を浮かべた。「アキラはなんでパチンコ店で働いてたの?」と俺はアキラに話を逸らすように聞いてみた。
「えっとね、ゲームが好きだから、ゲームに囲まれたくて始めたんだ。」とアキラは答えた。
「へー、そうなんだ」と俺は相槌を打った。
「私ね、パチンコ台観てると凄く楽しくて幸せな気分になるの」
とアキラは言った。
「じゃあ、今度にパチンコ店行こうよ」と俺は提案した。
「いいの?嬉しい!」とアキラは喜んでいた。
「じゃあ、また今度会おうよ」とアキラは言った。
「うん、また新潟来るよ」と俺は約束をした。
「やったー、絶対来てね」とアキラは喜んでいた。
「じゃあ、また連絡するよ」と俺はアキラに言った。
そして俺はアキラと一緒にラブホテルへ向かった。
新潟のラブホテルは街から離れているところにあり、車でしか行けないような畑道をだいぶ走った。田舎のラブホテルは意外と綺麗だった。
「なんか、郡山のラブホテルより大きい部屋だね」と俺は驚いた。
「そうだね、でもベッド大きいよ」とアキラは部屋を見回しながら言った。
「ねね、お風呂もめっちゃ大きいよ」とアキラは興奮していた。5人位入れるんじゃないか?と思うくらい浴槽が大きい部屋だった、装飾もゴージャスでお金持ちになった気分だ。
「今日コスプレしたい!」とアキラが言ってきた。
「いいね!」と俺は了承し、アキラと一緒にパンフレットのコスプレ衣装を選んだ。
そして決まった衣装をホテルの電話で連絡をして数分立ったら部屋のチャイムが鳴った。
開けたら、誰も居なくて下に巫女のコスプレ衣装が置いてあった。出くわさないようにホテル側の配慮か、と俺は驚きと感銘を受けた。
アキラは風呂場へ入り着替えた。出てきたアキラも少し照れていた。
「似合う?」と聞くと「似合ってるよ」と俺が言うと喜んでくれた。
「コスプレ初めてなんだ~」とアキラは喜んでいた。「写真撮ってー」と言われたので俺はアキラの写真を撮った。
アキラは写真を取る時に顔を隠していた。
「なんで顔隠しているの?」
「恥ずかしいし、顔バレ怖いから」とアキラは言っていた。
「なんだよ顔バレって俺はアキラの顔知ってんだけど」と俺は鼻で笑っていった。
「あ、スイちゃんにこの写真送ろー」とアキラがスマホに手に取ろうとした瞬間、
「いやいや、誰とラブホ来てるの?って話になっちゃうから辞めたほうがいいよー」と俺は咄嗟に止めた。
「やば、それもそうだね。」とアキラはシュンとしていた。
「でもさ、すいちゃんに内緒にしてると悪いことしてるみたい」と言ってアキラはベットに仰向けになって「好きにして」と言った。
「好きにして?本当にいいの?」と俺が聞くと
アキラはコクン頷いた。俺はアキラを抱きしめた。
「ててさん、汗臭いよ」とアキラは嫌がっていたが俺は気にせず、強く抱き締めた。
そして俺はアキラの胸を触った、アキラは抵抗しなかった。
「いいの?」と俺はアキラに聞いたらアキラは優しく「いいよ」と答えた。俺はアキラの服を脱がせ、ブラジャーを取ろうとしたが止められた。
「恥ずかしいからブラジャー越しに触って?」
アキラは感じているのか、「あっ」と声を出していた。
俺は我慢できなくなり、アキラの恥部に手を伸ばした。
「そこはまだダメだよぉ~」とアキラは言って俺の手を止めようとした。
「ごめん、ごめん」と俺は謝り、アキラの太ももを触ってならす事にした。
俺はアキラのパンツをずらし、指を入れた。
「あっ」とアキラは気持ちいい声を出した。
アキラは濡れていた。俺はそのまま続けた。
「あぁん、それヤバぃ」とアキラは喘いでいた。
アキラに痛くならないように丁寧に愛撫した。
もう、踏み外してしまった、ブレーキが外れてしまった音が聞こえた。
俺は愛撫しながらアキラの顔をみていたからアキラから「キスしたいの?」と聞かれて俺は「うん」と答えた。
「ちょっとだけならいいよ」と言って俺はアキラにキスをした。
「ててさん、長いよ」とアキラに怒られた。
「気持ちよかった?」とアキラが聞いて俺は頷いた。
「アキラは?」と聞いたら「別に何も感じなかった」と答えた、すごく寂しい気持ちになった。
もともと、そうなんだよ。もともと。
「じゃあ、なんで?」と俺は聞いてみた。
「それは……ててさんが私の事好きなんだろうなって思って。私気づいて居たんだ。」「えっ!?」と俺は驚いてしまった。
「愛おしいとか言ってたけど私の事本当はどう思ってるか教えて。何も思わないから」とアキラは俺に質問してきた。
「好きだよ」と俺は正直に答えた。
「そっかぁ、ありがとう」とアキラは微笑んだ。
「気持ちは嬉しいけど、私はまだててさんのこと好きだとは思わないから、好きになれるように頑張って欲しい。」
とアキラは言った。
「わかった」と俺は返事をした。
「私もててさんのこと人として大好きだよ」とアキラは笑顔で言った。
「ずっとこうしてたいなぁ」とアキラは俺に言った。「そうだね」と俺も同意した。
「私ね、ててさんの事まだ好きでもないけど、一緒に居たら楽しいし、落ち着くんだよね」とアキラは言った。
「俺もそう思う」と俺は返した。
「この事、スイちゃんに伝えていい?」
「いいよ」
と俺は答えた。
「スイちゃんに秘密作ってるの辛いもんね、正直に伝えた方がいいよね、私が伝えておくね」とアキラは言った。
それから数日経ったある日の事だった。
スイちゃんから電話が来た、
「あ、ててさん、こんばんわ」とスイは俺に話しかけてきた。
「ててさん話があって」とスイは暗い口調で話してきた。
「いや、あのさ、この前アキラから聞いたんだけど」と俺は焦っていた。
「アキラから何を聞いたの?」とスイに聞き返した。
「いや、その……」と俺は言葉が出てこなかった。
「アキラは悪くないよ!悪いのは私だから」とスイは泣いていた。
「私、ててさんに酷いこと沢山して、ててさんを困らせてばかりでごめんね」とスイは泣きながら話していた。
「泣かないでよ」と俺は慰める事しか出来なかった。
「ててさん、もう話す機会無いかもしれない、じゃあね。」
と一方的に切られた。
俺はわけがわからなかった。
その数時間後、アキラからチャットが飛んできた。
「ててさんの気持ちには応えられないから、私にそんな感情を抱いてた事を忘れてほしい。前の関係に戻りたいから。そういう感じで接してもらえますか?」
とチャットが来て俺は動揺が隠せなかった。振られたんだ。俺はショックで気力を失ってしまった。
俺は感情を殺してスマートに「わかった」と返して、すぐに「ありがとう」と返信が来た。
それから何を返信しても何も返って来なかった。
俺はアキラと完全に切れた。
「うぬぼれや・・・溺れてしまえ・・・」俺はアキラに首を締められていた。
「やめ・・・・・苦しい・・・・」
俺はアキラの肩を掴み、引き離そうとしたがびくともしなかった。
「うぅ」と俺は苦しんでいた。
「私はててさんが嫌い、大嫌い、早く死ねばいいのに」とアキラは呟いていた。
「アキラ、お願いだ、話を聞い・・・」
「うるさい」とアキラは言い、俺の腹を蹴った。
俺は咳き込んで倒れた。
「アキラ、頼む、許してくれ」と俺はアキラに懇願した。
「アキラ、俺が悪かったから、反省するから」
と俺は必死にアキラに話した。
「アキラ、俺はアキラが好きだったんだ、でもアキラは俺を好きじゃないってわかって、悲しくなって、アキラを傷つけるつもりはなかったんだ、信じてくれ、本当だ」と俺はアキラに説明をした。
「首に跡が付いた事悩んでたのに何もフォロー入れないし、気を使ってくれなかったの辛かった。」
とアキラは言った。
「それは、本当にすまないとおもってる」と俺は土下座をして謝った。
「今更、遅いんだよ、バカ!」とアキラは俺を殴った。
俺はアキラの拳を避けられなかった。
「アキラ、本当にごめんなさい」と俺はアキラに謝った。
「アキラ、俺が全部悪いんだ、アキラは何も悪くない、俺が悪かったんだ」と俺はアキラに謝った。
「アキラ、本当にごめん、だけど、俺本気でアキラのこと好きになったんだ」と俺はアキラに告白をした。
「ふざけんなよ!」とアキラは叫んだ。
「お前みたいなクズ男なんて、生きててもしょうがないんだよ、消えろよ」とアキラは俺に怒鳴った。
「アキラ、本当にごめん」と俺は謝ることしかできなかった。
俺は浴槽に連れて行かれて、アキラに浴槽で首を絞められた。
「ててさん、溺れて死んでしまえ」
とアキラは言っていた。
俺は息が出来ず、苦しんでいた。
「うぐぅ」と俺はうめいていた。
「アキラ、俺が、間違ってた、俺が悪い、もうしないから、許してくれ」と俺はアキラに助けを求めていた。
「アキラ、俺が死ぬ前に・・・・」
苦しい・・・視界が真っ暗になっていく・・・
うわっ
俺は飛び起きた。夢だった。そうか、あの時俺はなんでフォロー入れられなかったんだ、自分主体で最低だった。自分に溺れてた。うぬぼれてた。「俺、最悪だな」
俺は涙が止まらなかった。
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