嫌わない者は嫌われる!
子供を育てた経験のある人なら解ると思いますが・・
1~2才の幼児は何にでも興味を持つ割に 何も解ってなくて・・親が注意してないと何でも口に持って行って舐めたり 時には舐めている内に飲み込んだりします。だから口に入るような小さな玩具は危険ですし ましてや煙草や薬などを放置するのはとても危険な事です。あとサプリなども大量に飲むと子供には危険な事がありますよね。
小さな子供は何が汚いか 何が食べられるか知りません。ですから大人が教えるしかありません。何が汚いか 何に触ってはいけないか 一つ一つ教えるのですから 子育てはとても手が掛かります。
そんな所で座ったら汚いよ!
虫なんか触らないで!!
手が汚れるよ!!
手が臭いでしょ!早く洗って!!
(何が危険で何が汚いのか 親によって認識は様々で 正しいとは限らないのですが・・)
子供から見れば 親が嫌いなものを受け止めなければ親に受け止められないのです。
親だけではありません・・社会のバイアスも掛かってきますから、大人になるという事は様々なバイアスを身に付ける事になります。
テレビを見れば・・
美人かどうかで女を顔で分けますよね。
美人アナ・・
無理ならレポーター・・
もっと無理ならお笑いタレント・・
そもそも、いちいち美人を付けるなんて差別なんですよ!美人アナ・美人店長・美人医師・美人女将・美人ママ・・・テレビでこんなことを言いまくるのは日本だけですよ。
しかし・・
日本では世間の思うように思わなければ・・
世間の空気を読まなければ外されるのです。
それをテーマに書いたのが「現代ドラマ短編集・囚われた蛾」です。
此処まで読んでこの話に興味を持たれたのなら是非読んで頂きたいのです。「囚われた蛾」を読んで、再びこちらに帰ってきて続きを読んで頂きたいのです。面倒ですけどね(笑)
(囚われた蛾へ・・)
https://kakuyomu.jp/works/16816927859939257284/episodes/16816927860740821968
偏見や差別は個人の問題ではなく文化の問題なのです。そして潔癖症や恐怖症・鬱病なども 個人だけの問題では無く社会文化と深く関わっている事なのです。
あなたもそうやって育てられ学校文化や青春文化の強いバイアスの中で空気を読んで外されないように生きてきたのですから・・あなた自身もどこか歪んでいるのです。
「いや、私はそんなものの影響は受けない」と言い張っても、駄目ですって( ´艸`)
「囚われた蛾」の教室の中に・・中学時代のあなたを投入してみてください。教師でも良いですし、その他の生徒でも、稲垣でも、あるいはあの中の私でも良いです。その人物になって あの教室の中を体験してみてください。
あの教室は社会の縮図なのですよ。
・・解放されなくてはいけない蛾とは 我々の事なんです・・
アリや虫が怖い!!
(いや、虫から見れば殺虫剤を持ったあなたの方がよっぽど怖い)
顔が悪いとお笑い芸人!!
顔が良いと女子アナ!!
(美人じゃなければ人生終わりだってか?へ~そんな馬鹿な事を認めるの?)
変なオジサンに着いて行ったらいけない!!
(誰が変な人に付いて行くものですか。変じゃあないから、面白いから、素敵だから付いて行くのですよ。大人だってそうでしょうよ(笑)
これは私からあなたへの挑戦なんですよ・・
いや、”囚われた蛾”は読者への挑戦状なのです。
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このエッセイのコンセプトを冒頭の「初めに・・」と言うタイトルで追加しました。
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