アルゴリズム
スマートフォンが見せる世界は、基本的には私たちのデータに基づいてアルゴリズムやAIが創った世界なのです。
つまり誰でもが見ているのではなく あなたの閲覧履歴から あなたの趣味趣向を分析し それに合わせてニュースや広告を見せているのです。あなたの見ている世界はあなたの見たい世界であって 現実とはかけ離れているのかも知れません。
例えば・・
貴方が虫が好きで虫などの画像を見たり 虫関連のサイトを見ると、AI(人工頭脳)があなたの趣向を分析して そういう情報をあなたのモニターに表示するのです。それは便利な機能で あなたが好きなものを探さなくてもアルゴリズムが集めてくれるのです。
アルゴリズムの働きで貴方のスマホはあなたの世界になるのですから・・あなたにとっての世界は虫だらけになりますよね。スマホで検索しても虫情報が優先的に表示されるため 貴方は勘違いするのです。
・・世界は虫好きばっかりなんだと・・
あなたは虫嫌いの人が少ないと思違いをして 虫嫌いはマイナーな人たちで 少数派なのだと思い始めるのです。
しかしそれはAIやアルゴリズムが作った架空の世界で現実ではありません。
私たちはつねに魔法のかかった”不思議な国”の中にいることを認識し、情報収集の主体性を取り戻さなければならないのです。アルゴリズムを否定して公平な情報を得る・・しかしそれは難しいのです。それをするには自分専用のトップページを構築し広告などを表示させず 公平に各サイトにリンクを張らなくてはなりません。
AIのポリシーやアルゴリズム次第で、言論や映像空間が大きく歪められ 私たちは現実が見えなくなるのです。
そこに付け込んで政治的に国民をコントロールすれば、それは民主主義では在りませんよね。
現在その危険性や未来の混乱が議論されていてAI開発にブレーキを掛けて 開発のルールや規制をどうするのか議論されていますが、まだ先は見えません。
AIは魂を持ちません。人間社会のタブーや偏見・人と人の微妙な関係を理解しないのです。現状では重要な判断をAIに任せられないのが現状なのです。
魂を持たない電子頭脳にこの世を任せられないですよね。
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