もしかしたら意識されていたのかも知れませんが、最後の一文で、室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」を思い出しました。
何となく共通点があるようにも思えてきます、初恋と故郷。
何とも複雑な感情が引き起こされます。
作者からの返信
夏井涼さん
……無意識でした……。
最近、ちょっと、この無意識が怖いです。
好きな文章だと、こころの中に残っているんですよね。
室生犀星、好きです。
一時期、詩が好きで、中原中也とか上田敏とか、それから茨木のり子を読んでいました。
茨木のり子は今でも目の前にあります。
初恋と故郷は確かに似ているかも。
故郷は特に、複雑な感情が入り混じっています。
わたしも。
注目の作品を眺めていたら、西様のこの作品が載っていたので読みに来ました。
初恋は淡く遠い思い出、でもしっかりと残っているもの。
でも現実の娘さんに対する愛の方が比べ物にならない程に大きい。
母性の偉大さですね。
作者からの返信
桁くとんさん
ありがとうございます!
初恋もだいじだけど、やはり子どもへの愛情の方がずっと大きいし、くらべものにならないいよねって思っているのです。
子どもよりも、男のひとの方が好きになるって、どんな感じなのかなあ。
ときどき想像します。