拝読しました。
お茶は毎日飲んでいますが、暑い日々が続く中、冷やしたペットボトルのものをがぶ飲みするだけで、ほうじ茶を優雅にたしなむなんてこととは程遠い状況ですね。
しかしこの作品、特に劇的な展開がある訳でも無いのに、巧みな文章と落ち着いた優しい描写で最後まで興味深く読むことが出来ました。
筆者の力量のなせる技と素直に感じました。
拝読出来たことに感謝申し上げます。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。
熱いお茶をほっこりというよりは、近年は冷たいのをがぶ飲みしたい気候が続きますね。
私の作品はあまり事件も起こらず日常的な情景や心情を書くことが多いので、とても嬉しいお言葉です。ありがとうございました。
まさに、お茶を飲んだ時みたいにほっとできるお話でした。
和食器のもつ雰囲気や、お茶屋さんの薫りもすごくよくわかります!
私も子どもの頃はよく急須で家族にお茶をいれていて、家族に「あんたのいれたお茶はうまい」と言われたことがあるので、なんだか重ねながら読んじゃいました。
30秒って短くない?も思ったことがあるので、そこも重ねちゃいました(笑)
結局、子どもの頃の味を求めて、「正しいやり方」ではなくて手慣れたやり方に落ち着いたり(^▽^)
きっと急須と湯呑み、そしてほうじ茶がこれからの和さんたちの暮らしを、ほんの少し豊かにしてくれるのでしょうね^^
ところで表紙でも気になったのですが、「ほうじ茶の美味しい淹れ方」のところの「熱いお茶で三十秒」はもしかしてお茶ではなくてお湯でしょうか?
勘違いでしたらすみません(><;)
素敵なひとときをありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。
ゆったりした気持ちでお茶を飲むというのがなかなか減ってきたなあ、などと考えながらの執筆でした。
ですので、ほっとできる、というお言葉はまさにお伝えしたかったところで、とても嬉しいです。
他の方にも感想などで頂いたのですが、急須でお茶を入れることも少なくなっていて、そういうのも少し特別感が出るのででしょうね。
今作を書くに当たって、正しいほうじ茶の入れ方を調べたのですが、30秒でいいとはびっくりでして、そのまま作中にも。
楽しんでいただけたようで、何よりでございます。
また、「熱いお茶」ですがもちろん「お湯」ですね。
どうして気づかなかったのか。お恥ずかしい限りです。
ご指摘ありがとうございました!
ほっこりするお話でした。
自分も今はほとんどティ―バッグですませてしまいますが、昔はきちんと茶葉を急須に入れてお茶を淹れていた記憶があります。このお話にもありますが、急須を揺すって無理やり味付けしていたような……(笑)。それでも味が薄かったりしましたね。
お話を読み進めるうちに、和君みたいに時には色々と工夫を凝らしながらお茶を淹れてみるのも楽しいかな、と思いました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。
そう、揺すりますよね、急須。あそこは実体験ですね。
普段飲むお茶ってそこまで意識して入れてなかったんですが、少し気持ちを落ち着けて飲むお茶って、ほんとにリラックスできるのでおすすめです。
ほっこりしていただけて良かったです。
ありがとうございました。
思い出と一緒にほうじ茶を楽しむような、素敵なお話ですね。
急須で入れたお茶を飲む方若い方は、あまりいらっしゃらない印象がありますが、近年インテリア用品を扱うお店で耐熱性のガラスでできた急須を見かけ、きっとこういうデザインのものなら買う人もいるのかなと思ったことがあります。
和くんが買ったのは桜色の急須。透明なガラスの急須もいいですが、焼き物の方はやっぱり温かみがあるなと思いながら読みました。
おばあちゃんと飲んだほうじ茶の思い出が、一緒にお茶を飲む人との幸せを思い起こしてくれていいですね。きっと渚沙ちゃんとも、おいしいお茶を楽しめることでしょう。
作者からの返信
彩霞さま
こちらもお読みいただきましてありがとうございます。
和食器の温もりって、なんか素敵だなあと思いまして、こんな話になりました。
もともとは、急須の話の予定だったのですが、書いてみるとお茶にフォーカスしているという。
温かいお茶を飲むとほっこりするので、そういう印象をお届けできていると良いなあと思っています。
コメントありがとうございました。
編集済
コメント失礼します。トップページの「注目の作品」から飛んできました。ただ、ほうじ茶を急須で入れるだけという、日常のひとコマを丁寧に描写して作品に仕上げる……そんなふうな作品が、とても好きなので。でも、それだけでなく、ラストで帰省しようかと思案するところに、物語としての広がりを感じました。ディテールにこだわった描写のみで、その背景を読み手に想像させる、そんなふうに物語を味わいました。ありがとうございました。
作者からの返信
はじめまして @sakamono さん。
お読みいただきましてありがとうございます。
なんと!トップページに出てたのですか!
それはびっくりですが、そこからわざわざ飛んできていただいたことに感謝です。
日常的な作品、良いですよね。今回はお茶を入れる話なので、皆さんの経験などにも助けられているかとは思うのですが、いろいろ思案しながらの作品だったので、そのように読んでいただけて、嬉しく思います。
コメントありがとうございました。
とても素敵なお話でした。
焼物、お茶、追求すればどこまでも深い沼の広がる世界。そこに足を踏み入れた者のみが感じる隔絶の、ひやりとした感触……から、軽やかに戻って来る主人公。
ほうじ茶おいしー!
ところで、やっぱり舞台は金沢なのでしょうか?(無粋ですいません)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
物語の構成上しっかり集中してる感じが出したかったのでうまく伝わっていると嬉しいです。金沢は棒茶ですよね。飲んだこと無いので一度試したいですねぇ。
今回は舞台は京都でした。学生、下宿生という設定から京都だな、と。関西人なのでそこしか浮かばなかったのです(*´艸`*)
編集済
拝読。
ほうじ茶って30秒でいいんですね。
ミニ知識的な話で終わるかと思いきや、自由に飲んだ方がいいと気づく展開が小気味良くて、共感できました。気軽だからこそ誘いやすいってもんですよね。
お茶を淹れる体験を通して、心の機微が描かれてる点がとてもいいと思います。
私も昔、本物のお茶が飲みたいと思い立ち、お茶屋で買ってきたんですが、これがイマイチで……あれは店が悪かったのか、茶葉か、淹れ方かw
そうそう、一点だけ。
湯呑みと急須の色ですが、「位置によって桜色」なのは伝わるんですが、元々の色が書かれていないのが気になりました。多分白なんだろうと勝手にイメージして読みましたが、物語の中心でもあり、色は示した方がよいと思います。
表の陶器は茶系や青系とありますが、これと桜色は繋がりません……よね?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おっと、元の色ないですね!!
クリーム色なんです。
書いてたはずなのに、改稿してる間にどこかで抜けてしまったみたいでした。ご指摘ありがとうございます!
とりあえず書き足してきました。
お茶シーンとその前のもやもやのバランスがうまく配分できてるかが悩みどころでしたが、ちょっとほっとしました。
ありがとうございます。
急須で淹れるお茶は格別ですよね。
最近はティーバッグばかりですが、拝読後に「茶葉を買って急須で淹れてみようかな」と思いました。
あの立ち昇る香りは、これからの寒い季節の癒しですから。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
mamalicaさま
お読みいただきありがとうございます。
茶葉で淹れてみようかな、というのは最高のお言葉ですね。とても嬉しいです。
何気ない日常的な一コマではあるのですが、楽しんでいただけたようで嬉しく思います。
コメントありがとうございました。