親友ポジものにおける神作品いや、鬼作品。

みなさんは親友ポジもの好きだろうか、私は好きだ。そりゃもう大好きといっていいほど。親友ポジものはTSだとか、主人公ざまぁとか、主人公が女性だとかまぁ様々なものを見た、貪りつくした。

 この作品は、親友ポジものでの王道のハーレム主人公の親友ポジの男の話なのだそう”親友ポジ”の。

主人公の友人として個性的でお調子者で、いつも軽口をいう、まさに王道の王道のような主人公の友人なのだ。

そして主人公には主人公が好きなヒロイン達がいる。
 主人公を好きなヒロイン、主人公とトラブルを経て好きになるヒロイン、主人公を慕ってくれる後輩ヒロイン、義理の妹ヒロイン。
また、ヒロインだけじゃなく、ヒロインの親友もでる。

ここまで聞いて、特に親友ポジものとして普通そうじゃんと思うかもしれない。
違うのだ。ここからなんだ。

この作品は主にこの主人公を取り巻くヒロイン達が学校のイベントとか遊び、勉強など学生のイベントで、様々な事を経験していく。
 そこで、この作品が他と違うのが、心理描写がとにかく、細かいのだ。まるで、登場人物が生きているかのよう。各登場人物がセリフや行動でどう感じているのか、どういう心情なのか、どんな行動原理なのか、そこが文から読み取れる。

最初は王道でどこか平成初期アニメのような懐かしさを感じるような話だが、6月編から本腰なのだ。いや6月編から始まりなのだ。

正直あまり、ネタバレを避けて話すが、ネタバレになる可能性もあるので、ここまで読んで読もうかなとなった人はぜひ読んでほしい。お願いだ。




正直私は、あるキャラに対してとある物を感じていた。それが当たってたかは避けるが、そこまで読んで私は、もう興奮した。そうか、ここまでこのキャラはこうなのか。だとかね。
現在、このレビューを書いている時点では話の続きが読めない、主人公はなぜ主人公なのか、親友はなぜ親友なのか、すべてがまだわからない。まだ、根本は。


本当に騙されたと思って読んでほしい。後悔はしないはずだ。なぜなら、これは鬼作なのだから。

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