4、鋳造のやり方
ここからは鍛冶のやり方について説明していきましょう。
先にも書いた通り、最初は松・竹・梅の一番安い「おまかせ梅コース」で、何でもいいので盾を作れば、それだけで戦力として十分でした。
レベル50を超えた後は、装備を揃えていかなければいけません。
装備品には、炎、氷などの属性の他に、レアリティがあります。
レアリティは星の数で表示されており、星1~星5までの5段階あります。
梅コースの場合、星1が出やすく、星5は出にくくなっています。
これが竹、松へと上がる度、レアリティの高い装備が出やすくなります。
レアリティは星1の場合、特殊な付加がありません。
星の数がひとつ増えると、付加も一つずつ増えていき、最高レアリティの星5になると合計4つ付加されます。
この付加には、「属性攻撃」や「クリティカル確率アップ」など様々あり、装備品によって数値が大きくなるものと、あまり高い効果が付かないものがあります。
例えば魔法使いの武器である「魔導書」と「杖」であれば、「知力アップ」の効果が大きくなりやすい、などです。
この辺りの検証は後程行います。
その他、装備品に合わせた「盾限定コース」「魔法限定コース」などと、それぞれに応じた防具の限定コースがあります。
取り敢えずは、この限定コースの方で装備を揃える必要があるでしょう。
ここからはLV99の鍛冶について話していきます。
初期の鍛冶に必要なポイントが幾つであったか、既に覚えていませんが、数十ポイントから、100ポイントも必要なかったような気がします。
これがLV99になると、一番安い梅コースでも11360ポイント必要になり、最もレアリティの高い装備が出やすい松コースだと34080ポイント、「刀剣」や「魔法防具」などの限定コースだと45440ポイントになります。
ここで限定コースの希望職種の装備を揃えていくのですが、優秀な装備品を整えるなら、「無属性の星5」を探す必要があります。
星5はともかく、なぜ無属性?
と思うかも知れません。
実は属性付きの装備より、無属性の方がベース攻撃力・防御力が高く設定されているのです。
これに関しても、各種の検証画面は後程公開します。
例えば魔法職の防具の場合、属性の乗った装備品は、防御1500辺りが最大値になります。
ところが無属性の場合、最大1900台まで出るのです。
ですから、レアリティ星5でベース攻撃・防御力の高い物を揃えたければ、何度も鋳造を行う必要があるのです。
LV99になったばかりでポイントが足りない間は、ベース攻撃防御に関係なく、星5の装備品で全身揃えるのが当面の目標になります。
星5の武器・防具が出たら、それを「焼き直し」します。
焼き直しを一度も行っていない装備品は、やや付加が弱い傾向にあります。(仕様ではなくバグの可能性もあります)
LV99の場合、焼き直し一回で2420ポイントを消費します。
先に記載した属性の特徴を踏まえて、どんなスタイルを目指すかを考えましょう。
それにより、作る装備、焼き直して付与する能力も変わってきます。
その目指すべきスタイルは、大まかに3種類あります。
一つ目、高火力のアタッカー。
二つ目、敵を弱体化させるデバフ役。
三つ目、高防御、無尽蔵のHPを持つブロッカー。
それぞれについては、次話で個別に説明していきます。
ここでは、スタイルを決めてから鋳造と焼き直しをしていく必要があるという点だけ、頭に入れておいて下さい。
十分なポイントがない間は、ここでもある程度の妥協をしつつ焼き直しします。
十分なポイント、というのがどの程度かというのは、考え方が色々あると思いますが、焼き直しだけで言えば100万ポイントもあれば、だいぶ良い品が出来ると思います。
2420の焼き直しが400回行える計算ですね。
数十回~100回程度の焼き直しであれば、25万ポイントでも大丈夫で、「そこそこの品」はこの辺りで作れます。
焼き直しではなく、ベースの良い品を揃えようと思ったら、その10倍でも足りないかも知れません。
限定コース45440ポイントで200回ちょっとですので、最高ベースの星5が出るかどうか、といったところです。
星5の出現率は5パーセントですから、ベースに関係なく200回で星5が10回出て、そのうち一つが最高級のベースであれば、といった計算です。
100階層付近かそれより上の階層で、そこそこの火力を備えている場合、一度の戦闘で10万ポイント程度は軽く稼げます。
100万ポイント貯めるなら10回の周回、1000万貯めるならその10倍、といったところでしょうか。
このような形で、ある程度ポイントを稼いでから鋳造、良い品が出れば焼き直しをして色や付加されている能力を調整し、またポイントを稼ぐ。
というルーティーンを繰り返す必要があります。
なお、シーズン0では、装備品を保管するインベントリ、ストック置き場のようなものは存在せず、今現在装備している品を、そのまま焼き直ししなければいけません。
ですので、最悪の場合、焼き直しをしたら今までより弱くなってしまった、という可能性もあります。
同じ理由で、装備品を3騎士の間で交換することも出来ません。
一つだけでも良いので、現在の装備枠とは別に、鋳造・焼き直し・受け渡しが出来る「予備枠」が欲しいですね。
また、これは仕様なのかバグなのか分かりませんが、少なくともシーズン0においては、目指すスタイルに合わせた限定コースで装備品を作るより、おまかせコースで作った方がベースが高くなる傾向にあるようです。
従って、限定コースで「そこそこ良い装備」を揃えた後、最終装備品を作る際には、限定コースではなくおまかせコースで、最高ベースかつ必要な職業部位の素材が出るまで、延々と鋳造を行わなければいけません。
これに関しても、検証したものを個別に、後程記載していきます。
(高火力アタッカーの作り方へ続く)
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