お変態さんなんて嫌いよ。
世の女性の常である。
職場でお変態発言を、つい口をすべらせたように、焦った顔で言ってくる男性なんて、なおさらである。
ところが、この物語のヒロインは、くすっと笑って、お変態発言にも、動じない。
困った男子が何を言っても、ビーナスのごとく微笑み、紺碧の海のような懐の深さで受け止めてくれる。
これって世の男性の理想では……。
お変態さんと職場の同僚であるヒロイン、この関係はどうなる?!
と思いながら読み進めると……。
ああ、納得。
すごく、面白い。
ここには愛がある。
この切なさに、もう、何も言うことはない。
そして気がつくのである。
この作者さまのお変態作品をいくつか拝読させてもらって。
お変態さんが好きになりかけている。ああっ、困った。どうしよう。福山典雅さま、責任をとってください。(笑)
おすすめですよ!
ぜひ、一緒にお変態さんの愛と悩みとギャグと切なさの世界に飛び込みましょう。