第2話

午後2時。                           楓。お昼ご飯を作る。

今日は朝お味噌汁を作ったのでそれに、卵を入れて煮た楓の大好きな豆腐とワカメと卵のスペシャルお味噌汁にした!

それとスーパーオリジナルのお徳用納豆、タクアン。


キチンと真優ちゃんうさちゃんは作業台に置いておいてぜぇーったいに食べ物で汚さないように避難させておいた。


「イヨッシ!食べよ!」


まず納豆に付けだれだけを入れて混ぜる。

楓は辛いのが苦手なので辛子は入れない。混ぜに混ぜる100回頑張った!   

でも本当は食の神様○山人の数混ぜたいのだがいっつも100回までで良いやあ、となり○山人の納豆の味は未だ知らない。


その混ぜたのをご飯に掛けて食べる。うんっいつもの味美味しっ、

それからタクアンをポリポリ。


そしてジャジャーン!!お味噌汁の出番だ!

卵は良い感じに半熟だ。

イエーイ美味しそ!

そう言ってお味噌汁と向き合う!

まず一口お汁を吸う。あら美味しっ。まあまあだ。

で大イベントの卵の黄身を割るトロ~ンうわあっ美味しそうだあっ。それを豆腐とワカメで絡めて口に運ぶ。


お美味しーっ!だあい好きっ!


この食べ物を考えた人凄いなあと改めて思った。

美味しいって幸せだなあ。しみじみと思う。

飲み物は緑茶だ。ズズズとすって飲む。

この飲み方は小さい頃楓のお祖父ちゃんがよくズズズと音を立てて飲んでいて面白いなあと真似ていたら板に付いてしまった。

外で緑茶を飲むときは気にしてスーッと飲んでいるから恥ずかしい思いはしたことはない。


でもそれはお祖父ちゃんが恥ずかしい人だと言っているみたいでご免なさいと悪いなあと想っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る