第13話 泥濘に微睡む
単なる偶然だった。
きっかけは、単なる偶然だったのだ。
所属を
どこにも、特別な要素はない。
ありきたりな理由から、〈泥濘の魔女〉は――ラスピナは
「ママ!」
「どうしたんだい、リーシャ」
夜光虫の淡い明かりが海に灯っていた。綾波に揺曳する青白い光の粒は銀河のように輝いていて、空から零れ落ちた星空のように鮮やかで
だが精神的に、異生命を相手するよりもきつかった。
それで今日は気分転換がしたくて、娘と二人で旅行に来ていた。夫は急な仕事で来れなかったが、ラスピナは明日からまた任務に行ってしまうので、旅行くらい許されるだろう。
「ママ、あたしね、将来ママみたいな魔女になる!」
リーシャに言われ、思わずラスピナは苦い顔をしてしまう。
それはつまり、
しかし、娘にも同じ道を生きて欲しいかと問われれば、頷けなかった。
なれるといいね、とあやふやに答えられるほど、ラスピナは器用でもなかった。
「止めときな」
実の母親に将来の夢を否定され、娘であるリーシャは悲し気な顔をする。
「なんで……?」
「ママは……ママは、リーシャにはもっと、真っ当な仕事に就いてほしいねぇ」
「魔女は―――ママのは、ちゃんとした仕事じゃないの?」
リーシャの声音には、期待を裏切られたと言わんばりの悲痛さを内包していた。
それでもラスピナは、リーシャの中にあった高潔な魔女の幻想を打ち壊したかった。
悪い敵をやっつける――字面だけ見れば善行のようだけど、実際は人を殺しているのだ。そして、人を殺すとはつまり、人に殺されても文句は言えないということ。
だからラスピナは、リーシャの「魔女になりたい」という夢を潰そうとした。自分の娘に人を殺させたくなかったし、なにより死んでほしくなかったから、戦場に身を置くような仕事を目指してほしくなかったのだ。
ラスピナは、リーシャの問いに答える。
「難しい言葉を使うとね、魔女は必要悪なんだよ」
「……必要悪?」
聞き慣れない言葉に、リーシャが首を傾げて訊き返した。
「そうだねぇ……いない方がいいけど、いなかったら困る奴……かねぇ。とにかく、目指してなるようなもんじゃないんだよ、魔女っていうのは。そういう仕事は気づけばなってた奴と、それ以外には成れない奴が成るもんだ。だからリーシャは、どっかで働きながら、いい男の人を見つけて、結婚して……そんな生活が、一番いいのさ」
侵攻戦線で、ラスピナは何度も見てきた。毎日のように襲来する異生命に震え、恐怖し……でも魔女以外の生き方が分からなくなって、戦い続ける人たちを。いつの間にか、自分の命の重さを忘れて、平然と天秤に乗せられるようになっていく様を覚えている。
生きることが、作業になっていく感覚に苛まれるのだ。
憧憬を抱いたリーシャなら、そうはならないかもしれない。
だけどラスピナとしては、やはり魔女にはなってほしくない。
世界のためなんかじゃなくて、自分の幸せのためだけに生きて欲しいのだ。
鼻をすする音が自分の隣から聞こえて、はっとする。優しく諭したつもりだったけど、想定していたよりもリーシャは傷ついたようだった。とはいえ、泣かした張本人であるラスピナは投げかける言葉など持ち合わせておらず、何も言えなかった。
「…………ママは……なんかじゃ、ない……っ!」
「リーシャ……?」
「ママは、悪者なんかじゃないよ……っ!」
夜雨のように、ポロポロと砂浜に落としながら、リーシャはか細く言葉を紡ぎ出した。
悪者――必要悪という言葉から、ラスピナの言い草から、リーシャは「魔女は悪者」という認識になったのだろう。
「魔女は悪者なんかじゃない……っ! あの時だって、ママはみんなを助けてたもん……」
あの時――家族三人で旅行して泊まった山奥の旅館は、
リーシャを攫われそうになったラスピナは、魔女としての能力を発揮して
だから、
「着てった新しい服もボロボロにして、みんなのこと助けてたっ! 人を助けるのは良いことだって、ママも言ってたでしょ!? だから、ママは悪者なんかじゃないよ……っ! 苦しむ人のために戦う、正義の味方だよっ!」
必死に訴えかけるリーシャの姿に、ラスピナはさっきまでの毅然とした主張が声にならなくなる。
―――正義は麻酔だ。人間は正義があるから殺人が出来る。
正義のある殺人は、戦争、正当防衛、死刑として社会的に容認される。正義があれば、殺人はどこまでも肯定される。どんな非道も許される。
容認されていようとも――正義によって許されていようとも、やっていることが殺人であることには変わりない。しかし同時に、
だから、いないに越したことはないけど、いないと困る存在――必要悪だとラスピナは言った。
その論理だった主張を、ラスピナは言えなかった。
娘のたった一言――「正義の味方だよ」という、たったそれだけの言葉で「それでいい」と思えてしまったのだ。
せめて、娘の前だけでは「必要悪」ではなく「正義の味方」でいようと思ったのだ。
「…………そうだね、ママは、正義の味方だよ」
「……! そうでしょ? リーシャ知ってたもん!」
胸を張ったリーシャを見てたラスピナは、髪をくしゃくしゃと撫でた。「くすぐったいよお」とリーシャが笑う。夜光虫でほんのり照らされたリーシャの顔が、瞼の裏に焼き付いて、十年以上経った今でも鮮明に残っていた。
淡い青色をした〈烏瓜の橙火〉で、サヨは夜光虫に照らされているようだった。リーシャの姿とサヨの姿が、フィルムのバグった映写機のように重なる。
「必要悪なんかじゃない! 根底に何があっても、偽善者でも、誰かを助けようとするその心は絶対に間違ってなんかないっ! だから
サヨの声に当てられて、頭の底で埃をかぶっていたテープが回り出す。
『着てった新しい服もボロボロにして、みんなのこと助けてたっ! 人を助けるのは良いことだって、ママも言ってたでしょ!? だから、ママは悪者なんかじゃないよ……っ! 苦しむ人のために戦う、正義の味方だよっ!』
娘に責め立てられているようで……「昔のママに戻って」と言われているようで、ラスピナは耐え切れず怒号を飛ばした。
「目障りだ……ッ! お前は……アタシの前から、秒一秒でもさっさと消えろッ!!」
任務から帰ったら、リーシャが失踪していた。
一緒に家にいた夫は殺されていて、ラスピナの直感はこれは
自分の娘が日々、
手掛かりは残っていないか。移送されるとしたらどこの
……いっそのこと、そこら辺の子どもを攫ってきて、
色々なことを考えながら、毎日を忙しなく生き続けた。憎悪も厭悪も後回しに、リーシャを助けることだけを考えた。
それなのに、一向に見つからなかった。リーシャのいない、どうでもいい
一年、また一年経っても、その熱意が冷めることはなかった。むしろ、時間が経つに連れて、娘を
―――そうして、五年が経った。
五年経ったある日、奇襲作戦に参加することになったラスピナは、手渡された
五年も経ってしまったけど、写真の顔は見紛うことなくリーシャだった。
作戦決行日――その日は、月光を微かに残して雨が降っていた。
遊撃を任されていたラスピナは、
でも、もう関係なかった。
戦いが終わり、瓦礫の真ん中に立っていたラスピナは、すぐに
長かった。
心の中で、リーシャに言いたかったことが、会う前から噴き出す。
五年もかかってごめんね。ずっと探してたんだよ。ママが助けに来た、もう大丈夫だよ。お前を苦しめてた奴らは、もういないから安心だよ。
会う前なのに、嬉しさから涙が溢れてきた。
一秒でも早く会いたい。そう思うラスピナの視界の端で、辛うじて生きていた
『ママっ!』
リーシャの声が、聞こえた気がした。
「リーシャ……?」
死んでいた
見紛うことなく、よく見れば見るほど、その
「リーシャ……?」
もう一度、名前を呼んだけど返事はしてくれなかった。
右腕がもげていた。
奇襲作戦に巻き込まれたんじゃない。破裂した血管は、
たった数時間前に、リーシャは
あと数時間。たったの数時間早く来ていれば、リーシャは死ななかった。
ほんの数時間、救出が遅れただけで、一つの命が――ラスピナが五年もかけて探していた愛娘の命は、目前で失われた。
「ああ……ああ……っ……ああああああっ!」
雨粒がリーシャの顔を伝い、まるで泣いているようだった。
ラスピナは冷たくなった娘の死体を抱きしめて、くしゃくしゃと髪をさすった。
「くすぐったいよお」と笑うこともなければ、再会を喜んでくれもしない。ただ、だらんと弛緩して冷たくなっていくばかりだ。何度も、名前を呼ぶ。雨音で消えないように、奇跡が起こって息を吹き返すことを願って。でも、変わらずリーシャは微動だにしなかった。
ラスピナは、目を開けることが出来なかった。
目を開けてリーシャを見たら、死が確定してしまいそうだったから―――。
カタンッ、という瓦礫が崩れる音で、悲痛と寂寞は憎悪へと変容する。目の前にいる――生き残った
「……ラナンキュラス……?」
眼前の
―――その時、ラスピナが初めて助け出した
「どう、して……?」
裏切られた悲痛。助けなければ良かったという後悔。自分がリーシャを死なせる起点だったという罪悪感。痛みを知っているはずの
ラナンキュラス――そう呼ばれ、少女もまたラスピナのことを思い出したようだった。
わなわなと口を開閉させて、飛び出した言葉は――。
「違うのよ……! そいつが勝手に死んだのよ! 五年もここいるくせに、二十番台の
なに言ってるんだ、こいつは。
そうじゃない。そういうことじゃないんだよ。
「どうして、
怒りが絶頂を越えると、叫ぶ気にすらなれなかった。冷静に、感情の精彩が欠けてきたラスピナとは対蹠的に、ラナンキュラスはどんどん饒舌に舌を回す。
「仕方ないじゃないっ! 異生命に勝てなかったんだから私より才能ある奴を育てるしかないでしょ!? 普通に暮らせなんて言われても何が普通か分かんないし、そもそも異生命のせいで私がひどい目に合ってたんだから悪いのはアイツらでしょ! 恨むんだったら、私をこんな風にした
間違っているのは、お前の方だ。
そう言われているようで……そこまで清々しいと、聞いてるこちら側の善悪の判断が不明瞭になってくる。
「
「うっ、運が悪かったのよ。わたっ、私が助けられたのは運が良くて、そいつは、運が悪かったのよ! そうよ……! 運が悪かったのはそいつなんだから、そいつが悪いんだから、恨むならそいつを恨みなよ!」
そいつ、と。
リーシャを見ながら、ラナンキュラスは糾弾した。
リーシャが、ラスピナの娘だとは知らずに。
野生の獣のように、ラスピナは駆け出してラナンキュラスに手を伸ばした。
彼女を押し倒したラスピナは、成長したリーシャと同じくらいの年齢のラナンキュラスの首に手を掛けて縊る。大の大人から、馬乗りにされて首を絞められたラナンキュラスは、抵抗しようとラスピナの手首を掴むも、その努力は徒労に終わり―――遂には、か細い首が折れた。
縊り殺したラスピナは立ち上がって、雨に打たれながら、笑った。
「殺したよ……! お前を苦しめてた奴らは、みんな殺した! もうリーシャを傷つける奴はいないんだよ!? これからは平和に、前みたく一緒に暮らせるんだ! だからっ、頼むから目を開けてくれよ、リーシャ……っ!」
再び娘に歩み寄ったラスピナは、冷たくなった死体を抱きしめ続けた。
雨で冷たくなったリーシャの身体は、記憶にある五年前の柔らかな身体ではなく、人形のように硬く無機質なものになっていた。
―――だから、
生き残った
ならばいっそ、仇花になる前に、その場で摘み取った方が世の為じゃないか。
そう思って、まずは一回目。
娘を殺した奴らと同種になる、と考えれば――
言い訳として用意しておいた「
助けられなくて残念だったね。ラスピナのせいじゃない。
そんな励ましの言葉さえもらった。
でも、アイツだけは違った。
―――トリシエラだけは、違ったのだ。
「君が殺したんじゃないのかい?」
開口一番に、そう問われた。
「……なんのことだか、さっぱりだねぇ」
娘が殺されたことは
そのためラスピナは、
なのにトリシエラだけは、ラスピナが殺したんだと言い当てた。
トリシエラは今のやり取りだけで、ラスピナが
「あの子たちは純粋な被害者だよ。間違っても殺すなんてことは、あってはならない」
純粋……あれがか?
あれが純粋なら、邪心とはいったいなんだ。どれほどのものを指す?
目蓋の裏でラナンキュラスの顔がちらついて、苛立ちが胸中で立ち込める。
「私たち
「……誰かを助けようが、異端者を狩ろうが、やることなんて同じだろう。目的なんざ、なんだっていいじゃないかい。結局やるのは人殺しだ」
「……そうだよ。私たちは人殺しだ。でもね、ラスピナ……助け損ねた誰かに、自分が殺した相手に、犠牲に心が痛まなくなったら人間は終わりなんだよ。自分は正義に準じているから。それが理由になって、人の死に心が痛まなくなったらダメなんだ。それが法の下の正義であろうとも、心を痛め続けなければいけないんだよ」
「…………ずっとお前が嫌いだったよ、トリシエラ……ッ!」
我慢しようと思った。実際、自分にとっては十分に我慢した。
でも、純然たる正しさであろうとする人間を前に、ラスピナは耐え切れなくなった。
トリシエラと話していると、段々、上手に隠していた罪悪感をあぶり出されていく。効いていた
感情を殺して、最も効率よく
感情は生かしまま、殉教のような、つらく険しい理想を抱えて戦うトリシエラ。
同じ所を目指しているのに、凄惨なまでに対象的なトリシエラに嫉妬した。
死んだ娘が目指していた正義の味方に諭されているかのようで、ひどく虚しく、自分が惨めに思えて発狂しそうになった。発狂までとはいかなかったものの、ラスピナは口調を荒げた。
「
「それじゃあ
今度はトリシエラが声を荒げて反駁した。普段の冷静な姿との差に気圧されて、ラスピナは言葉を詰まらせた。トリシエラはそのまま続ける。
「異生命との戦争が終わる近道だと思って、
「お前の理想論なんか綱渡りなんだよ! だから魔力炉心に傷を負って、戦えなくなったんじゃないかッ!」
ぐっ、とトリシエラは言葉を詰まらせた。
数年前の戦いで、トリシエラは魔力炉心に傷を負ってしまい、魔術がほとんど使えなくなっていた。身体の方もボロボロで、魔術を使うのは自殺行為に等しいと、医者から忠告まで受けている在り様だ。もう、全盛期の十分の一も戦えやしない。
「勘違いするんじゃないよ、トリシエラ……ッ!
正義の味方だったのなら、どうしてリーシャは死んだ。
どうして、助けた子どもを殺すことになった。
いっそ必要悪と言われた方が清々しい。割り切って人を殺せる。
にも関わらず、そうして欺瞞に落とし込むことをせず、苦痛と懊悩を決して忘れないトリシエラの眩しさが疎ましく、それは憎悪に変貌して明瞭に言葉にする。
「
逃げることは容易だった。
おかげでホウキは失うことになったけど、その穴は、泥を呑んで同調して埋め合わせた。
無事逃げ切れたラスピナは、これまで以上に
同様に、自分がやってきた
後悔などなかった。
後悔などなかった。
後悔などなかった。
後悔など、ないはずだったのだ。
「私は戦い続けるって決めたんだ……っ! トリシエラがそうしてくれたみたいに、
トリシエラと同じ『夜空』を使うだけで目障りなのに、トリシエラが言いそうなことまで、サヨは言った。
それがラスピナを苛立たせ、トリシエラに抱いた憎悪と似たものが湧き上がる。
「その青い理想で、いったいどれだけの人間を救うことが出来たッ!?」
自分は救ってきた。これから
「まだ救えてない! だけど、私はトリシエラに救われたっ! だからきっと救える……ッ!理想を捨てなければ、いつか私と同じ境遇の誰かをそこから助け出せる! そのために私は、トリシエラから『夜空』を継いだんだ!」
「―――っ!」
その言葉で、ラスピナは強い衝撃に見舞われる。
お前、
トリシエラは、救っていたのか……?
救出された
だが、ラスピナは出会ったことはなかった。基本的に
目の前に――ラスピナは初めて、庭園出身者の
トリシエラの意志を継ぎ、茨の道を征く
『私は信じているぞ、ラスピナ!』
頭の奥で――あの日、
『撒いた種が芽吹くように……いつの日か、全ての戦いを終わらせる希望が咲くことを、私は信じてる! 誰もが笑える日が訪れると、私は信じてるっ! 希望は命のように連鎖する! たとえ私が死んだとしても、私の想いは継がれて新たな希望が芽吹くんだ。いつか戦いは必ず終わるから……だから諦めないでくれ……っ! 未来の全部が悲しいものだと思わないでくれ、ラスピナっ!』
ひどく痛む心を抑えるように、胸の服を握りしめて、トリシエラが涙を振り撒きながら訴えかけてくる。胸の奥底に押し込んでいた古いアルバムの中で、ラスピナに叫ぶ彼女は、誰よりも痛みを負っているようだった。ラスピナの
動揺は集中力を欠く要因となり、〈
動揺は不注意に結びつき、気づけば金鎖に『束縛』されていた。
「とどけえええええぇぇぇッ!!」
サヨが
だがラスピナは、服の内に隠していた泥を拡げた。あとは、サヨを呑み込むだけだ。
なのに、時間が引き伸ばされたように遅くなって、動けない。
泥が生み出す湿気が髪を顔に張り付かせて、雨に打たれた後のようだった。ラナンキュラスを殺した――リーシャが死んだ、あの夜のような。
ときおり、リーシャのことを考える。
もし、生きていたら――
きっと、自分と同じく
正義の味方に憧れたあの子のことだ。
トリシエラのように、崇高で、純然な
分かっている。
わかっているのだ。
目の前にいるのは、甘い理想論を掲げた唯の子どもだ。顔だって声だって髪色だって似てない。
なのに……サヨの顔に、リーシャの顔が張り付いて剥がれてくれなかった。
リーシャが成長していたら、こんな子になっていたかもしれない。
そう一度――たったの一度思っただけで、殺せなくなってしまった。
―――きっと、芽吹いているのだろう。
自分が見たのは仇花だったけど、未来に向かって、たしかに希望の花は芽吹いているのだ。
遠回りかもしれない。効率的ではないのかもしれないけど。
花が次の種を落とすように、新たな希望は、しっかりと芽吹いているのだ。
トリシエラを継ぐと大言を吐いたサヨの姿を仰ぎ見ながら、〈泥濘の魔女〉は小さく笑った。
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