ああ、それ、私もありました。小学校の時、たしか隣の家の年下の娘とバドミントンやってた時に、ついぽろっと出て、「それ女の子のしゃべり方」みたいなことを言われて(しかしよく覚えてるなあ)。
そういえばそのきっかけも、藤子不二雄の何かのコミックで(ドラえもんではなかったような)「~かしら」というセリフを見て、あ、使ってもいいんだ、と記憶していたから、でした。意外とそういう男子、多かったかもしれませんね w。
でも、そもそもわれわれの時代からすでに、「~かしら」などと口にしている女子は皆無だったように思います。いったいいつの時代の役割語だったのやら。
作者からの返信
当時の女の子自体がもう、前世代の創作者が物語内等で用いているのを読んで知っている、という感じだったのでしょう。
人は言葉を学ぶ過程で必ず前世代の物言いがベースになるでしょうから、昔、母が「そんな浮浪児みたいな髪の毛をして」とよく言っていて、戦後から間もない頃のイメージが言語感覚に残ってたんだなぁって、既に死語だったような。
祖父はよく「ハバハバ」って言ってたなーって、これは「ハバさんと自転機」という拙作の源泉に、という珍しく宣伝。
編集済
「かしら」に対しては、まったく同じ印象を持っていました。当時の漫画や児童文学には、割とよく使われていた記憶があります。そしてもちろん、日常的には女子言葉として認識されていました。ピンク・レディーも「♪そうなのかしら〜」と唄ってたし。
男子は「かなあ」を用いましたね。
「浮浪児」はうちの母(昭和14年生)もよく言ってました。最初は何のことか分からず、「フロージィ」というアメリカのキャラクターか何かだと思ったものです。
父はと言えば、パンク・ニューロマンティック(苦笑)っぽい姿の私を見て「ルンペンかヒッピーみたいな格好だな」と不機嫌そうに言ってたのを覚えています。
作者からの返信
「かしら」はまだ思う事があるので、改めて書こうかと思ってます。もう口語ではほとんど使わないけれど、文章では生き残ってるので。