やっとコンビニに慣れた今日この頃
作中でコンビニエンスストアの事を「コンビニエンスストア」と書いている小説と、「コンビニ」と書いている小説とでは、どちらが多いだろう。
台詞の中だと大半が「コンビニ」と書かれているだろう。それが日常会話であれば尚の事。
普段「ちょっとコンビニエンスストアに行って来る」と言う人がどれだけ居るのか。
一方、ト書きではどうなのか。一人称小説であれば恐らく「コンビニ」の割合が高いと思われるが、三人称小説はどうか。
硬い内容の作品だと「コンビニエンスストア」も割りとありそうに思うが、「コンビニ」はもう完全に市民権を得た略語だから、そんな事を一々気にする方が珍しいかも知れない。
登場人物の性格(几帳面とか拘りが強いとか)に依って敢えて略さない場合もありそうだ。
「携帯電話」「スマートフォン」はどうだろう。
「携帯」「ケータイ」「スマホ」と書いている作品が多いだろう。
携帯電話とスマートフォンとでは厳密には別物の筈だけれど、誰もが厳密に使い分けているとは限らず、登場人物によっては「スマートフォン」の意味で「携帯電話」と言う場面があるかも知れない。
「携帯電話」と聞いて誰もが「ガラケー」を連想するとは限らない。こういう些細な言葉の取り違いから起きる事件も面白そうだ。
その他にも――と、ここまで。
いつか略語をテーマに一作書こうと思っているので、ここでは書かない事にしよう。
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