漢字か平仮名か
文章を書いていて「この言葉は漢字にすべきか、平仮名にすべきか」と迷う事がある。
上の文章中でも「事」は「こと」とすべきなのかどうかと気になっている。
『補助用言は平仮名で書く』のが一般的らしい。「持ってくる」「見てほしい」「走りたくない」等々。理由としては、動詞や形容詞本来の意味が弱まっている為だとか。
だけども、一般的に「あるか無いか」と書く例は多いように思うけれど、「有るか無いか」はそんなに見掛けない気がする。「有るかないか」も同様。これはどういうルールが存在するのだろう。
アマチュアとして自分なりのルールでやって行くしかないとは思っているけれど、自分でもそのルールが曖昧で困る。
「何処かに行きたい」は違和感がないが、「何時かは行きたい」は違和感がある。「何処」は「どこ」「いずこ」くらいしか読まないけれど、「何時」は「いつ」よりも「なんじ」と読む場面が多いからなのだろう。
幼い子供(「子ども」?)の台詞では難しい漢字を使いたくないし、チャラチャラした人物の台詞はカタカナを多用したくなる。言葉使い以上にどんな表記にするかで登場人物のイメージが決まってしまう。
「強請る」は「ねだる」「ゆする」「もがる」等と読める為、「子供に強請られた」と書く場合は注意が必要だなぁ、平仮名が良いのだろうなぁ、でも漢字表記でルビを振ってしまうかなぁ、ほとんどビョーキのような性分だなぁ。
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