追悼
今年の7月にりゅうちぇるが亡くなりました。死因は自殺でした。私はこれを知り、悲しいというよりも怒りが込み上げてしまいました。
りゅうちちぇるは生前、Twitterで言われようのない誹謗中傷に晒されていました。その理由は妻であるぺことの離婚。彼の場合、政府の法律がだめだから離婚せざる得なかっただけで、浮気やDVをしたわけではありません。離婚後も息子の面倒を見ていました。それでも誹謗中傷をする人間は政府の批判ではなく、りゅうちぇるの誹謗中傷をしたのです。しかも、その誹謗中傷にはセクシャルマイノリティーへの差別や沖縄に対する差別も含まれていましたた。実際、りゅうちぇる自身がトランスジェンダーやノンバイナリーだったかどうかは不明ですが、確実に彼への誹謗中傷は明らかに当事者を傷つけていきました。
そして私達、沖縄をルーツに持つ人間も傷つけて行きました。
これで日本がLGBTに寛容や沖縄差別が無いと言うのが真っ赤な嘘であるとわかったでしょう。他の国のように殺されないからましと言ってはいけません。「もう既に殺されているんだ」と思わなければいけません。政府はまたしても木村花さんの時のように誹謗中傷に対する法律や規制を作ろうとしていますが、彼らがやっている事は特高のような言論弾圧です。決してりゅうちぇるのような人間を守るようなものではありまけん。政府は寧ろ彼らのような人間をなかった事にしたり、思いっきり傷つけた人間だろう。動きがどうも胡散臭いです。
ちなみにりゅうちぇるの出身は宜野湾市。世界一危険な普天間基地周辺に住んでい私と同じように基地の街で生まれ育った人間です。ただ、私と住んでいる所と違い、彼はヘリコプターを見ていたと思います。私はしょっちゅう戦闘機を見ていますが。しかも彼は2004年に起こった沖国大のヘリ墜落事件の目撃者です。もっと貴重な話を聞きたかったなと思っているので残念
彼の死後もなお、続く誹謗中傷。彼が安らかに眠る事、セクシャルマイノリティーやエスニックマイノリティーが差別に晒されることのない世の中を祈ります。
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