慰霊の日はいつも
慰霊の日に関して何ですが、いつも浮島龍美のTwitterではコメントをしています。
なぜならそれを義務にしないと沖縄戦の事をみんな忘れてしまうからです。沖縄戦はうちなーんちゅ、琉球をルーツに持った人間たちの人生を大きく変える出来事でした。それさえなければ、家族を失わずに済んだ人、ちゃんと教育を受ける事が出来た人がいたはずです。
本土の人間は沖縄戦を哀れみ、それさえなければ基地のない平和な島が・・と思っている方も多いようですが、沖縄戦は日本本土による同化、皇民化政策の果てに起こった戦争です。沖縄戦を学ぶなら最低でも1879年の琉球併合から学ばなければいけません。池上永一原作の「テンペスト」では琉球併合により、全てが終わったかのように語られていましたが、実はこれ沖縄戦に繋がる始まりにしか過ぎません。
私の小説は「テンペスト」のその後であり、沖縄戦の前日談なのですから。
また、沖縄戦では琉球をルーツに持った人間が日本軍に殺害されましたが、これは琉球諸語を話していたからというよりは「元々差別していたから」というのが正確だと思います。普段から差別しているから有事の際は信用せず、琉球をルーツに持った人間に偏見や差別をしていたために殺してしまう・・・・・そういう事だと思います。
そういう視点で見ると、沖縄戦もまた違ってきます。玉城デニー知事が慰霊の日の式典で琉球諸語を話したのはそういう意味も込められていると思います。宮崎政久はその意義がわからなかったかもしれません。Twitterの相互さんによると「沖縄に偏見がない本土の人間はいない」という事なので宮崎政久も沖縄に対して偏見があったと思いますね。慰霊の日は毎年Twitterで追悼をしたいと思います。
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