第10話
7月16日の朝10時過ぎであった。
この日も、
この時、家に
このうち、
原因は、
夜10時台のニュース番組が放送された時であった。
女子アナからOKはもらえたが、放送の進行をさまたげたので上の人から無期限キンシン処分を言われた。
悪いことをした
時は、夜8時過ぎであった。
ダイニングのテーブルにいる
ダイニングキッチンにいる
そこへ、ダークブラックのスーツ姿で黒の手提げかばんを持っている
「ただいま。」
「おかえり
「うちの店舗はショッピングセンターにあるから土日休みはないのだよ!!」
「分かってるわよ〜」
「きょうは、女性従業員さんたち全員が勝手な理由で休んだからものすごく困ったんだよ!!…なにが『カレシが予約を入れたから休ませてください…』だ…うちの店舗の若い従業員は全員ナマケモノだ!!カネカネカネカネカネカネカネカネカネカネ…やすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみやすみ…どいつもこいつも、ナマケモノばかりだ!!」
この時、
「話かわるけど…
「そうよ…
「ああ…この前の公開プロポーズのことか…」
「そうよ…
「そうだな…それじゃあ、
「家づくりで大失敗したのよ…」
「家づくりで大失敗した?」
「そうよ…
「それだったら、ブラインドとエアコンを取り付けたらいいじゃないか!!」
「
洋ナシを食べていた
「それで…
「
「やっぱり…」
「こんなことになるのだったら…家を建てなきゃよかったよ…」
「
「
「
「ああ…
「どうして?」
「
「それじゃあ、奥さまとお子さまは当面の間は
「ああ。」
「
「頃合いを見て…弁護士さんと相談する…」
「分かったわ…よく考えたら…うちの子たちは…生まれた時から家庭を持つ資格がなかったのよ…」
その後、母子3人はなにも言わずに洋ナシを食べた。
ダイニングキッチンにいる
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