第15話 退窟!!!!!!!!
ほとんど毎日酒を飲んでタバコを吸いながらアパートに引きこもってるだけだ。人生が退屈すぎる。目が死んでいる。
退屈だから結婚したい。俺はイケメンだから、ほかほかライスちゃんと結婚して2人で暮らしたい!!!!!!
毎日ご飯作ってあげる!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
ほかほかライスちゃんと結婚したすぎて死にたい。結婚したら俺は「アンノウン」から「ほかほかノウン」に改名する!!!!!、!!!!
俺はもうアンノウンなんかじゃねえ。ほかほかノウンだ。婿入りしたい!!!!!!
結婚じゃなくていい。普通に同棲したい。だって1人でアパートに住んでたってつまらねえんだもん!!!!!!!!!
死ぬまでこんなのは嫌だ。
毎日が退屈すぎる。俺の俺の俺の俺の俺俺は俺のの!!!!!!、!!!!!、
人と一緒に住みたい。
彼女が欲しすぎる。
男友達でも全然いい。
もう1人はつまらない。今でも俺の胸にはマリアの爪痕が埋めいている。
退屈すぎて死にてえ
行きたい場所も特にねえ。強いて言えば冥途に行きたい。
銀杏BOYZの「メス豚」を爆音で聴いている。元気が出る。おれも退屈すぎて女の子と交尾したい。(未成年は絶対NG)
みんな踊れー!!!!!!!!!!!!!
セックスさいこう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぱんぱんぱんぱんパン🍞!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおお!!!!
人生がつまらなすぎて死にたい!!!!!!!!!!!!!!!
タバコをバカスカ吸っている。
ほかほかライスちゃんと結婚する。モラルもクソも無い。ほかほかライスちゃんと結婚したら俺は、ほかほかノウンに改名する.
◆
退屈すぎて俺は死にたい。
やりたいこともない。行きたい場所もない。
酒と薬とタバコの三重苦を背負いつつ、ぼんやりと生きている。昨夜、鏡に映る俺の目は非常に虚ろだった。目が死んでいた。目の力が全く無かった。めっちゃ虚無だった。俺という人間は虚無すぎる。何もない草原にぼんやり立ち尽くしている漢、それが俺。圧倒的虚無と闇に包まれし漢、それが俺。俺の中身は空洞だ。
あまりにもイケメンすぎる。
あまりにもイケメンだから誰かとルームシェアしたい!!!!!!
俺はもうだめだ、1人で生きていくことに飽きた。イケメンだから結婚したい。子供は絶対いらない。
退屈なので酒飲みながら猫の動画を見ている。
「ごちそうさまを言いにくる猫」って動画がめっちゃかわいい。
猫が羨ましい。俺も猫になって優しい飼い主に飼われたい。
◆
夕方、スーパーに行ってきた。今日の群馬は風が強い。
久しぶりに「堅あげポテト」のブラックペッパー味を買ってきた。マジでうまいから食べてみて。堅あげのブラックペッパー味。パンチが効いててうまい。
堅揚げポテトのブラックペッパー味が全てのポテチの中で1番うまい。これは、この連載の中で最も有益な情報である。
のり塩とかコンソメ味は湖池屋が無難で好き。
そういえばポテトチップスもだいぶ中身が少なくなってしまった。
もう全ての食品が値上げだから、仕方ないんだけども。
俺がよくスーパーで買うのはカット野菜と、マルシンハンバーグだ。マルシンハンバーグは安くてめっちゃうまいから一人暮らしにおすすめ。個人的にはブラックペッパー味が好き。
ブラックペッパーならなんでもいいのか。
◆
精神科に入院してた時は、2日に1回売店に行けたのだが、よく「ピザポテト」っていうポテトチップスを買ってた。あと抹茶オレとプリン。ピザポテト超うまいけど俺が子供の頃はもっと袋にパンパンだった。
◆
現在、堅あげポテトのブラックペッパー味を喰いながら酒を飲み、タバコを吸っている。スーパーで酒も何本か買ってきた。ワンカップの安い日本酒だ。酒の味なんてオレは気にした事ない。酔えるか酔えないか、安いか高いかだけで決めている。
安くて度数が高ければそれで良い。
酒を飲むと少しだけ楽しい。
酒飲んでると味覚が馬鹿になるから、堅あげブラックペッパーのパンチ力が丁度良い。
プロ野球チップスも好き。何気におまけのカードを集めまくっている。味がチープで逆に良い。
ポテチは割と食べる。
食べすぎるとデブになるから気を付けよう。
プロ野球チップスで思い出したけど、プロ野球選手のカードで何万もする箱があるんだよな。選手のユニホームとか直筆サイン付きみたいな、プレミア感がすごいカード。いらねえ。
俺はプロ野球選手の直筆サインなんかよりも、愛が欲しい。
愛に溺れて死にたい。
俺に明日は無い。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます