第5話 トリカブトくん

トリカブトという植物がある。ネット上の死にたがりの間では割と有名な植物だ。何故なら致死性の毒を含有しているからである。


「──トリカブトは山地の樹陰や高地の草原などに生え、しばしば群落を作る。茎は一般に直立あるいは斜めになり、つる性のものもある。茎の高さは1m前後。秋に枝分かれした茎の先に独特な兜状の花を咲かせる。形態に変化が多く,種類が多く,種分類が困難な一群である。花色は一般に紫色で,稀に白色,淡黄色などがある。全草に有毒アルカロイドのアコニチン系アルカロイドを含有する。」


以下、トリカブトの中毒症状について。


「口唇や舌のしびれに始まり,次第に手足のしびれ,嘔吐,腹痛,下痢,不整脈,血圧低下などをおこし,けいれん,呼吸不全(呼吸中枢麻痺)に至って死亡することもある。 致死量はアコニチン2~6mg。食後10〜20分以内に発症する事が多い」


「トリカブトによる中毒は重篤になりやすい。山菜採りは経験者からしっかりと実地教育を受けるとともに,毒草を見分けるためには日頃から自然に親しむ必要がある。」


だそうだ。



俺の知り合いの中には、トリカブトで死のうとした人は過去1人もいない。そもそも採りに行くのが面倒臭そうだ。死にたい奴が山に登る気力なんて無いわな。見た目的には紫の花が綺麗な植物で、人を殺す毒があるようには見えない。だが中毒症状の一覧を見た感じ、めちゃくちゃ苦しみながら絶命に至るのだろうと容易に予想できる。


でも、俺が先日試した「ニコチンスープ」よりはトリカブトくんの方が確実に死ねそうな気がする。


「ニコチンスープ」に関しては、ろくに調べもせずに試してしまったので、後悔だけが残った。タバコを煎じた液体は死ぬほど不味いが全く死ねない。


フリマアプリで調べたところ、トリカブトを売ってる奴が何人かいた。俺は買わないけど。



「チケットぴあ」でsyrup16gのチケットが全く取れなかったから、ローソンチケットの方で取ろうと思ってる。金曜日から受付開始だから、忘れないように申し込む。


それを忘れない為にここに書いている。



まあ、トリカブトを食べるくらいだったら、牛丼チェーン店に行って「牛丼・特盛」を食った方が遥かに幸せだ。


俺と一緒に「すき家」に行かないか


牛丼くらいなら俺が奢る。すき家はトッピングが多くて良い。


もし今日で地球が終わるなら、俺は牛丼を死ぬほど食いまくりたい。俺のアパートから徒歩5分の場所にすき家がある。


深夜は何食っても美味い。


深夜三時、すき家に行ってアホみたいに牛丼食べてる時が1番幸せを感じる。


うどんとかパスタとかラーメンも大好きだけど、やっぱり腹を満たすなら丼物に限る。麺類は腹が膨れない。



最近俺がよく聴いてるマイナーな曲を紹介する。「AIR」というバンドの「YAWN」という曲だ。めちゃくちゃ俺好みだ。深夜帯にベッドの中で聴くと超落ち着く。と同時に切なさもある。たまらなく切ない。隠れた名曲だと思う。


YAWN、かなりおすすめなので聴いてみて欲しい。音楽系サブスクで聴けるし、YouTubeでも聴ける。


YAWNはsyrup16gの「(I'm not) by you」って曲に似てる。あとpeople in the boxの「真夜中」にも似てる。


カラオケに入ってたらYAWN歌いたいんだけど、多分入ってないだろうな。


最近、1人でカラオケに行って酒を飲みながら何時間も歌いまくってる。


女の子が羨ましい。女の曲が歌えるからだ。男だと女の曲はオク下でしか歌えない。


たまには女の子になりてえ。女の子もたまに男になりたい時があると思う。俺と性別を交換しません、か。


ユーチューブのおすすめにマキシマムザホルモンの「アカギ」が出てきたから聴いた。かっこいい。アカギ聴くと麻雀やりたくなる。


俺が精神科に入院してた頃、オセロとか将棋とかUNOはあったのだが、麻雀だけは無かった。


俺が麻雀と出会ったのは高校時代だ。野球部で流行ってたので勝手に覚えた。部室で同級生と麻雀してた。楽しかったなあ。もう10年前の話です、か。



今日、俺は実家に帰ってきている。たまに猫に会いたくなるのだ。


生まれ変わりなんて信じてないけど、もしあるのなら、次は猫に生まれて優しい人に飼われたい。


俺は早くモルモットに会いに行きたい。


メシ食いながらテレビで野球見ていた。あんま面白くなかった。退屈だ。


風呂入ってクソして寝る。と言いつつ深夜4時くらいまで起きてると思う。





次回に続く

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