番外編 その3

 母さん「みて!デ◯ンギの全自動コーヒーメーカー買っちゃった!」

 翔吾「へぇ…これが。凄く立派だね。」

 母さん「そうよぉ〜。最初に水とコーヒー豆を入れておけば、ボタンひとつで挽きたてのコーヒーが飲めるのよ。なんた素晴らしい。」

 翔吾「どれどれ。」

 

 ポチッとな。

 ガガガ…ゴゴゴ…


 翔吾「コンビニのコーヒーに似てるね。あれもドリップ式だから。」

 母さん「ふーん、そうなんだ。で、味はどう?美味しいでしょう?」

 翔吾「美味しいけど…やはり手動がいいな。」

 母さん「はぁ⁉︎だって翔吾、自分の分だけ淹れて私の分ないじゃないのよさぁ⁉︎」

 翔吾「母さん、何語…」

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