第4話 いた。デレに溺れ出す。

 5日目。


 肌がすべすべになりました。

 伊達に野菜じゃないわね。


「おはようございます、今日も来てくださったんですね!」


(あああああっ!いた!!!!)


「おはよう♪昨日も来たけどいなかったわね。」


「あ、はい。おやすみでした。」


「が、学生さん?」(もうプライベートを聞く)


「いえいえ!私ここの社員です。笑」


「ええっ!じゃあ、10代とかじゃないのね?てっきり学生さんかと、、」


「やだぁ、うれしい。私、25歳です♡」


 安産っ!ちがう!暗算! 6個違い。絶妙~!


「そ、そうなんだ。みえないね。やっぱりスムージーって若々しくいられるのね。」

「そうそう、私ここに通い始めて肌がしっとりしてきたの。これからも通わせてもらうわね!」


「あ、それは嬉しいです。良かったです~♡」


「貴方本当に話し方がかわいいわね。」(素直)


「え、ありがとうございます♡」

「あの、良かったらお名前で呼ばせてもらっても良いですか?せっかくお話しできるようになったので、、」


「!!!!????」


 し、心臓痛いっ。今なにが起きた!?

 え、名前?え、痛い、心臓ぎゅって、ぎゅって!


「さ、佐々木です。貴方も名前で呼んで良い?」 


「佐々木さん♡ 私は夕です。夕方のゆう。」


(名前までかわいいっ!)


「名前までかわいいのね。夕ちゃん。」(大素直)


 今日の恋の耕しはここまで。


(ちょっとちょっとぉー、良い線いってるんじゃない??)


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