六の後の八

タイガーは、ニヤけながら言った。


タイガー「この球場の物置小屋にもう使ってないロボットが何体かあったハズだが…まぁ、使い物になるような物があるかはわからんがな…?!」


然「ありがとうございます。探してみます。」


そういうと、然は、ロボットを探しに行ってしまった。


そのため、暫くの間と言っても20分程?試合は中断した。


9回表 TZの攻撃


闘「然、何やってたんだよ?」


然「ちょっとネ。あるロボットを探してたんです。闘、少しこの打席、時間稼ぎしてくれませんか?まだ、このロボット少し調整が必要なんです!」


7番バッター 闘


闘「とにかく、ファウルで粘るしかないか!?」


解説者「ピッチャー、第一球投げた!」


カキーン


審判「ファウル!」


解説者「第二球投げた!」


カキーン


審判「ファウル!」


解説者「第三球投げた!」


カキーン


審判「ファウル!」


解説者「第四球投げた!…ん?…明らかなボール球だ!」


審判「ボール!」


闘「危ねぇ…振るとこだったよ」


解説者「危ない!危ない!何とか三振を免れた。これで1ボール2ストライク…」


闘「おーい!まだなのか?」


然「もう少し…!」


カキーン


審判「ファウル!」


カキーン


審判「ファウル!」


タイガー「これでどうだ!」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る