第六章 四死球での戦い -草野球対決!?- 前編
俺は、思わず呟いた。
闘「然!読者も気付いてると思うけど『四死球』って事は、ここでの対決は野球何じゃないのか?」
然「そうですね。とにかく行ってみましょう。違うかもしれませんし…」
『四死球』
その部屋の入り口に着いた時に俺は言った。
闘「やっぱり、そうらしいぜ、然!この音聞いてみろよ」
♪チヤン、チャチャチャチャ、チャーンチャーン、チャチャチャチャチヤンチヤンチャーン…
闘「これって、高校野球のテーマソングじゃなかったっけ?」
然「確かタイトルは『栄冠は君に輝く』だったと思います」
闘「そうそう、それだよ。間違いない。この音楽かけてて野球対決じゃないなんてありえねぇだろう!?」
然「とにかく、入ってみましょう。ここのゾディアックさんに訊いてみればわかることですから」
闘「然、まだ、敵を『さん』づけで呼んでんのかよ?」
そんな些細な喧嘩をしているところにそいつは現れた。
男「やっと来ましたか?待ちくたびれましたよ。紹介が遅れましたな。私はこの四死球のゾディアック、タイガーだ!」
闘「いや、そこは、ライオンかレオだろ。今までの名前の流れからして…」
タイガー「いいのだ。私は関西人では無いが軽い阪神ファンなのだから」
闘「そんな適当でいいのか?」
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