第346話 罠
翌朝、目が覚めた俺の隣には裸の女性が・・・いや、これはいいククリが裸だったのは記憶にある。
だがなんで俺まで裸になっているんだ・・・
もしかして無意識で脱いでしまったのでは・・・
俺は取り敢えずパンツを確認するのだが、履いていたはずのパンツの存在が無い。
俺はククリを起こさないように布団の中を探したり周囲を確認して探すと少し離れたソファーに俺の服らしき物が見える。
「なんであんな所に・・・
いや考えてる場合じゃないな。」
俺はククリを起こさないようにように布団から出ようとするのだが・・・
「ゴウさま・・・」
寝ぼけているのか俺の腰にククリがしがみつく。
「ちょ、ククリさん、離してこの状況はマズイ。」
朝の男の子は元気なのである、持たれている所も非常に危うい位置なのだ。
俺が這い出ようともがく中、ククリは器用に足を絡ませ俺の自由を奪っていく。
「ちょ、動けない!ククリさん、寝てるの?起きてない?」
「ゴウさま〜おはよ〜ございます〜♪」
「起きた?それなら拘束を解いて・・・」
「ふふ、ゴウさまも裸になられて・・・
やる気になられたのならどうぞ私がお相手いたします。」
ククリの手が俺の俺に伸びてくる。
「ちょ、やる気になったとかじゃなくて、朝起きたら脱げてたというか・・・」
「ゴウさま、この状況で言い訳はヤボですよ、この状況で何もされないなんて私は女として終わっているとおっしゃいたいのですか?」
「そんな事は無い、ククリさんは可愛いし魅力的な女性だけど、こんな形で致して良いなんて事は・・・」
「良いんです、私の事を可愛いって言ってくれましたし、ゴウさまにいつでも求められていいようにお肌の手入れもちゃんとしているんです。
さあゴウさま、私を美味しく食べてください。」
そう言うとククリは俺にキスをし、体を擦りつけるように誘惑してくる・・・
「ククリさん・・・
俺も男なんだ、これ以上は我慢出来なくなるから・・・」
「我慢なんてしなくて良いんですよ、私は我慢するつもりなんてありません♪」
ククリがもたらす刺激は甘美な物が有り、俺は抵抗出来なくなっていく、それから一時間二人の時間が流れるのだが・・
「ゴウさん朝ですよ、起きてますか?」
ミユキが朝食が出来たと呼びに来るのだが、そこには獣のなった俺とククリの姿があった。
「ミユキさま、おはよございます!」
「ククリさん!これは!」
「ゴウさんを誘惑したらこうなっちゃいました。」
ククリは息も絶え絶え答えるがゴウの様子がおかしい・・・
「ククリさん、ゴウさんの様子が変なんですけど・・・」
「途中で飲んだ精力剤が強すぎたみたいで、ちょっとだけ獣になってるみたいです。」
「精力剤って、そんなのを使って!」
「ミユキさまもどうですか?ゴウさまを鎮める為に私一人じゃちょっと辛くなってきまして・・・
ミユキさまがお嫌なら侍女にお相手を勤めてもらうのですが・・・」
「私がします!ゴウさんを救うのは私の役目ですから。」
「それではゴウさん、ミユキさんと代わりますね。」
「ミユキさん、ゴウさんは激しいですから、覚悟をしてください。」
いつも優しいゴウとは思えないぐらい荒ぶっている姿にミユキも驚いてはいるのだが・・・
「大丈夫です、ゴウさんを一番知ってるのは私ですから。」
ミユキはククリと代わりゴウの相手を努める。
「ゴウさん、私は初めてですから優しくお願いします。」
「ミユキさん、ダメだよ、こんな形でなんて・・・」
「大丈夫です、苦しいんでしょ?
私が全部受け止めてあげますから。」
ミユキが手でゴウを擦ると自分でするより早く達してしまう。
「ゴウさん、さあ来てください。」
「ミユキさん・・・」
俺は理性が再びとろけるように失いミユキとの対戦を開始するのであった・・・
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