第112話 襲撃

「きゃあぁぁぁぁ!!」

「どうした!何を叫ぶ事があるんだ?」

「なんで裸なんですか!」

カスミは見たくないものが目の前にある、思わず目を逸らしながら逃げることを考えるのだがマコトが立っているのは入口である、上手くかわさないと外に出る事もできない。


「なんで裸かって?そりゃこれからお楽しみだからな。」

マコトからジュルリと汚い音が聞こえてくる。


「お楽しみって・・・」

カスミもマコトが言う意味がわからない程子供では無い。

思わず身を震わせる。


「いいね、その表情!

最高だ!」

顔を青ざめ震える姿にマコトは興奮を覚えていた。

「あなたは最低です!!」

「くく、いいね、そうだよ、俺は最低だよ!

だけどな、お前の最初の男はその最低な男になるんだよ。」

マコトは穢らしい物を全開に立てカスミに近づいてくる。


「来ないで!!」

カスミは手に持っていた商品を思いっきり投げるがマコトに当たること無く外へと向かって飛んでいく。

「何処に投げてんだ?

ほれ、楽しいことをしようぜ。」

マコトは一歩、また一歩とカスミに近付く。


カスミも逃げる為に考えるのだが、単純に足の早さならマコトに勝てるとは思えない。

上手く棚を利用して・・・

後退りながら棚の終わりに差し掛かった時、カスミは走り出す。

一気に駆け抜け店の外に出ないと!


しかし、カスミの体調は悪く普段より早く走る事なんてできない、その上歳上の男であるマコトの方が足の早さもチカラも上である。


「ざんねーん、逃さないよーん。」

マコトは多少の余裕を持ってカスミの手を掴み、引き止める!

「離して!離してよ!」

「イヤだね、ほれ!」

マコトは力任せにカスミを倒し地面に這いつくばらせる。

「止めて!やめてよ!」

「止めないさ、くくいいなその表情、ゾクゾクするよ。」

マコトはニタニタと笑っていた、真面目な委員長がこれから汚されるというシチュエーションに興奮を覚える。

「あなたは最低よ!!」

「そうさ、最低さ!だからこんな事も出来ちゃうんだな。」

マコトはカスミのスカートの中に手を入れアッサリとパンツを抜き取る。


「きゃぁぁぁ!!」 

「いい悲鳴だ・・・うん?血・・・」

「止めて!見ないで!」

「おやおや、そんな状態の女をやるのは初めてだな。」

ニタニタと笑うマコトにカスミは恥ずかしさと怒りを覚える・・・

「あなたなんてすぐに破滅するわ!

ゴウ兄さん!助けて!!」

「ゴウ兄さん?お前もしかしてゴウを知っているのか?」

「そうよ!ゴウ兄さんがいたらあなたなんてすぐに追い出されるわ!」

「いいな、あのチート野郎に一泡吹かせるのか!」


「・・・追い出されるってわからないの!」

「あの偽善者にそんな事出来る訳無いだろ、命を狙った相手でも結局許して駅を使えるんだ、追い出された所で問題は無い。」

「ゴウ兄さんがそんな甘い事をするはず無いじゃない!」

「それがするんだなぁ〜

自分の命を狙われてもその程度だ、妹の貞操の一つや二つ、どれぐらいの罰になるかなぁ?」

「離して!離してよ!」

話しながらもマコトの手はカスミの服の中に入ってきており、身体を触っている。


「まあ、お前が俺を欲しがる身体に変えてしまえば、なんの問題も無いんだ。

何だっけ・・・そう快楽墜ちさせればいいんだろ?」

「何を言ってるの!そんな事あるわけ無いじゃない!」

「あるか、ないかはこれからわかるさ。

お前が屈伏する姿を楽しみにしてるさぁ〜」

マコトはカスミのスカートをまくりあげ、隠さなければならない場所を晒しだすのだった。

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